柔らかいアスパラガスを食べるなら4月中旬~の今が旬
年がら年じゅう出回っているので、いったいいつが旬なのかわからなくなっている野菜の1つ、アスパラガス。
メキシコ産をよく見かけますよね。
実は今が旬まっさかりでして、ぜひこの4月~5月には国産にターゲットを絞って食べておきたい野菜です。
なぜなら、
4月~5月のアスパラガスは、生食できるほどやわらかい
のが特徴だから。
私の住む福島県はアスパラガスの作付面積が全国3位(「平成25年産野菜生産出荷統計」より)ということもあり、直売所では採れたてツヤツヤのアスパラガスがすでに並び始まっています。
たいていのアスパラレシピは「皮をむく」「茹でる」などの工程が必ず入っていますけれど、それをはしょれるのが今出回っているアスパラガス。
手軽に食べられるのはもちろんのこと、際立つ甘さとやわらかさでいつもと違う食べ方ができますよ。
GWの会津観光のお土産はアスパラガスで決まり!
福島県のアスパラガスの9割は会津地方で生産されています。
JA会津よつばのキャラクター「コメナルド画伯」も手にしているのはアスパラガス。
そこでJA会津よつばさんに電話して広報担当の方にお話を伺ってみましたが、お話を伺っての結論は
このGWに会津観光をするならば、ぜひアスパラガスをお土産に買って帰るべし
でした。
鮮度が命のアスパラガスは、産地に近い場所で出回る新鮮なものほどおいしいしバラエティも豊かなようです。
アスパラガスの旬は2期に分けられます
会津のアスパラガスの旬は4月~9月ごろと言われていますが、広報担当の方によると食感によってこれが二期に分けられます。
生食できる柔らかさが期待できる4月中旬~6月上旬
比較すると若干固さは増すけれど収穫量の増える7月以降
おいしいのも旬、たくさん出回って安くなるのも旬、何を以て「旬」とするのかが言葉の使い方の難しいところですが、甘さ・やわらかさなどの食感についての旬はどうもこの春先の時期に当たる模様です。
その柔らかさは生食でも全然いけるほど。
私も電話が終わった後に産直に駆け込み、さっそく皮むきなしで生食してみましたが確かに!
アスパラガスは穂先より根元の方が甘いのですが、それがよりくっきりと感じられました。
根元はタケノコのような甘さ、穂先は山菜の香りにナッツのようなコク。
筋っぽさなしで、手でおるとポキンときれいに折れる。
茹でず、皮をむかず、洗うだけでキュウリみたいに食べられる!
6月いっぱいは、アスパラガスはキュウリのように食べてみよう。
会津のアスパラガスの2エリア
福島県の会津エリアとは、福島県の西側です。
(地図の画像はあいづふるさと市町村圏協議会事務局さんの地図からお借りしました)
その中でも生産量が多く早い時期から出荷しているのが北部の喜多方エリア、
ブランド野菜である「会津田島アスパラ」や、全国でも珍しい紫アスパラを出荷している南会津エリアが、福島県のアスパラの二大エリアです。
喜多方は蔵とラーメン(と私にとってはコーヒー)の街、
その南北の中間にお城で有名な会津若松市があるのですが、全域の産直でアスパラガスが買えます。
高級食材として首都圏のデパートを中心に出荷しているため、県内ではなかなかお目にかかれない紫アスパラも、南会津ふるさと物産館なら買えるのですって。
会津エリアの直売所一覧はこちら
aizuyotuba.jp
おいしいアスパラガスの選び方
いいアスパラガスの選び方は、
穂先が締まっていること
軸がまっすぐなこと、ハリがあること
切り口が新鮮なこと
をチェックすると見分けられます。
もし新鮮なものを手に入れられたら、ぜひ一度そのまま根元の方を食べてみてくださいね。
テレビでご紹介したときも大好評だった、並べるだけでフォトジェニックな野菜のおやつ
アスパラパイ、紫も混ぜるとより美しい食卓に
教えてくださったJA会津よつば様、お忙しい中ありがとうございました。
またおいしい会津野菜について詳しい旬を教えてください、よろしくお願いします!