ヨガマットスプレー買ってますか?
ヨガをしている方は多いと思うのですが、ヨガマット用のクリーナーを使っている方はいますか?
↓こういう感じのものです
ヨガスプレー【コーム】
消臭と汚れ落としが主な目的ですが、ヨガマットスプレーはアルコール+水+エッセンシャルオイルで作られているものがほとんどで、実は自分で作るのがとても簡単。
そして一度作ってしまえば、ヨガマットに限らず様々な除菌に使えます。
もし手元にエッセンシャルオイルとヨガマットをお持ちの方は、一度作ってみてはいかがですか?
顔をマットに近づけるポーズをしたときやヨガ後にお手入れをするときに、自分に必要な香りが漂うことって、思った以上に心に働きかけますよ。
なぜならお手元にある精油は、すでに何かの理由があって、あなたが気に入って選んだもののはず。
作用や香りが「自分に必要だ」と思えたから手に取ったものなのです。
ヨガの時間は体を伸ばすだけではなくて、心も伸ばしてほぐしていく時間です。
そこに自分の気に入った香りを組み込んでみませんか。
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ネットではエタノールの濃度にばらつきが…結局どのぐらいがいいの?
ネットに載っている手作り材料にほとんど違いはありませんが、レシピによって完成品のアルコール濃度にばらつきがあります。
だいたいアルコール濃度が10%~50%の範囲内でしたが、私のヨガマットスプレーへのおすすめ濃度は20%。
ファブリーズの代わりに使える除菌消臭スプレーの記事を書いたときには、アルコール濃度は10%でレシピを書きました。
このぐらいでも、もちろんマットの消臭効果はあります。
ただ汗をかいたりその後くるくる丸めて保存したりすることを考えると、除菌効果高めで20%ぐらいがほどよいと思います。
水とアルコールの濃度のバランスについて
アルコール濃度が高いと…
- 汚れが落ちやすくなる
- 消毒効果が高まる
- スプレー液自体が劣化しにくくなる
などのメリットがありますが、当然デメリットもあって
- 精油成分が揮発しやすくなる
- 30%以上だと引火の恐れがある
- スプレーしたときにアルコールの香りが強い
などが挙げられます。
クラスを運営していて、不特定の方が使うマットをきれいにするためにはアルコール濃度高め(30%以上)に作って汚れ落とし目的を強化する使い方の方が理にかなっていますが、個人で自分のために作るなら、それほどアルコール濃度上げなくていいのではないかな…が20%程度にした理由。
日々の取扱いを楽に、香りを楽しめる濃度が20%だと思うのです。
消毒・殺菌効果はアルコールだけではなく、そういう作用のある精油を選ぶことでも補強できるから、どうしても心配ならそっちで補えばよい。
1か月以内には使い切ってほしいスプレーですので、ヨガマットだけではなくて他の除菌・消臭にも使えそうな濃度に抑えておくのも、長く生活習慣に取り入れるための秘訣だと思います。
ヨガマットスプレーの作り方
手作りスプレーは、3週間~1か月で使い切る必要があります。
持ち運びもしやすい小さめボトルの50mlから作ってみましょう!
【材料】出来上がり量50ml
無水エタノール 10ml
精油 10滴
精製水 40ml
20%がアルコール
1%が精油
あとは水
- エタノールを瓶に入れる
- 精油を入れてよく振って溶かす
- 最後に精製水を入れる
作り方は以上!精油はエタノールにしか溶けないので、入れる順番はくれぐれもお間違えの無いよう。
エタノールはドラッグストアで買えます。
「無水エタノール」と「消毒用エタノール」があって、安いのは消毒用の方ですが「無水エタノール」を買ってくださいね。
消毒用エタノールはアルコール濃度が低いため、そのまま使う分には最適ですが、スプレーを作るためには水で薄めるので、高濃度である無水エタノールが適しているのです。
ボトルはガラスがおすすめです。青やグリーンの遮光性ならなお安心。
除菌消臭スプレーにおススメの精油ラインナップ
ヨガマットスプレーを作るなら、ぜひ消臭作用のある精油をベースにして、そこにプラスあなたのお好みを加えるオリジナルブレンドにしてみませんか?
以下、消臭作用がある精油をあなたの体のお悩み・心のお悩みと合わせて選べるヒントと一緒に挙げておきます。
爽快感を求めるならペパーミント
ペパーミント:胃腸に来てるとき。腑に落ちないことがあって疲れる、集中力がないとき
おなじみの、誰でも知ってる香りなので失敗しない、他の人に迷惑になりにくい。
でも香れば確かにきゅっと集中力上がってフォーカスするための心のコアを締めてくれる香りです。お仕事中にちょっと香るのにいいですよ。
消臭力大!家事全般にも使いまわしたいならティーツリー
ティーツリー:炎症を起こしているとき。気持ちが沈む、無気力
直接触っても安心、お掃除全般に使いまわせる便利な精油ですよ!衣類や靴の消臭にまで使えます。
しっかり記憶にとどめたいならローズマリー
ローズマリー:低血圧、手足の冷え。自尊心が低い、自分を褒めてあげられないとき
記憶力との関連で語られることが多いローズマリー。大事な試験やプレゼンが控えているならこちらを。
腹の底まで深呼吸したいならユーカリ
ユーカリ:咳、鼻炎があるとき。解放されたい、環境にがんじがらめになっていると感じるとき
とにかく息をさせてくれる精油がユーカリ。
風邪や花粉症の季節に、鼻の通りを良くしてくれる・抗菌してくれることから取り上げられることの多い精油です。冬~春ならだんぜんこれ。
ブレンドに最適なレモン
レモン:肥満・血行がよくないとき。混乱していたり、心配事に振り回されているとき
レモン単体も消臭力がけっこうあるのですが、レモン精油のよさはなんといってもブレンド相性のよさ。
ここにあげたどの精油ともブレンドして素敵に香ります。レモンとミントなんて、まんまガムですよね。
お掃除に使っても、油汚れの臭いも封じ込めてくれる頼もしさです。
気分を上げたいときも落ち着かせたいときも両方使えるラベンダー
ラベンダー:不調なんでもこい。 他人の目が気になる、もやもやが溜まってドロドロしてるとき
ラベンダーのいいところって、単に気分を上げ下げ調整するのではなくて、入替えてくれるところ。
ヨガをした後って、どこか自分が「整った」感じがすると思うのですが、まさにそういう気分を得やすく助けてくれる精油です。
アロマの王道ですが、四季を通じて・昼夜問わず・感情問わずに助けてくれるラベンダーはやっぱり頼もしいです。もちろん他とのブレンドもなんでもこいです。
ヨガスプレーのための、使い切れる精油の選び方はこちらで記事にしました! 手作りスプレーのための精油選び 手作りヨガマットスプレーを作るときのコツ、として、前回は出来上がりのアルコール濃度について記事にしました。 スプレーの作り方については以下の記事をご覧ください。 手作り ...
手作りアロマスプレーをフレッシュに保つための、使い切れる精油の選び方

以上、ヨガマットスプレーを作る際のエタノール濃度についてのおすすめでした。アロマの力で、ヨガの時間が質の高いものになりますように。