ちょっとだけ蜜ろうクリームを作りたいときに知りたかったコト
手作り化粧品のレシピを見ていると1g~のとても少ない単位で材料を使うことがよくありますが、家にデジタルスケールがない場合はこれが量れません。
特に蜜ろうを使うとき、これ一粒は何グラムなんだろう?これがわかったら粒数数えて入れられるかな?…と思うことが多かったので、実際に量ってみました。
ちょびっとずつ蜜ろうクリームを作るときの参考にしてください。
蜜ろうクリームのことはここで書いてます!
好きな精油の香りを持ち歩く|蜜ろうクリームの練り香水
0.01gから量れるデジタルスケールを使いました
私が使っているのは、0.01g~500gまで量れるデジタルスケール。蜜ろう一粒から大き目カリフラワーぐらいまでいける!
A-Omega アオメガ 携帯タイプ ポケットデジタル スケール(秤) 0.01g-500g精密 業務用(プロ用) デジタル スケール 電子 はかり (0.01g-500g)
買った理由はアマゾンのレビューがしっかりしていたからで、
- 精度が高い
- 英語のマニュアルしかないけど親切な人がすでにレビュー内で翻訳してる
- 0.01gから量れる
ことが主な理由です。ベストセラー1位なのに1,300円ぐらい。
一個当たりの重さを登録すると、適当に乗せたときにそれが何個かも数えてくれるよ。
iphone5ぐらいの大きさなので邪魔にもなりませんので、もしデジタルスケールをお考えの方がいたらこちらがおすすめです。
今回のサンプルは生活の木の蜜ろう
今回まずはかるのは、精製した白い蜜ろうの一粒。未精製の黄色はのちほど。
一粒、って丸じゃなくて半月型でした。左側の半月型のものを一粒として考えます。
右側のは二つくっついているもの。けっこうこんなふうにくっついているものが多かったのですが、これは二粒として考えます。
で、一粒ずつ量ってみた!
…そしたら反応が出ない。
そこで今回は、5粒ずつまとめて量ることに方針変更。
1回目、0.1グラム。
2回目、0.13グラム。
これを20回繰り返して…
測定結果は…
20回量って、5粒の平均は0.12gでした。
つまり生活の木の精製蜜ろう(白)の重さは1粒0.023g。
1gあたり約43粒
が参考値かな?
意外と多かったです…20粒ぐらいかと思ってた。
各メーカーによって粒の大きさは異なりますので、あくまで生活の木のパッケージでの数値だということを御了解くださいませ。
未精製(黄色)も量ってみました
白いほうは花粉や不純物などを取り除いた精製済みの蜜ろうですが、天然成分がそっくり残っている未精製(黄色)の蜜ろうも販売しています。
精製と未精製、粒の大きさがだいぶ違うのです。
しかも、未精製は一粒ずつの大きさも結構まちまち。
一粒の大きさのばらつきが大きいのですが、大きくても小さくてもランダムに5粒ずつ選んで20回ずつつまみとる方法で、今回も量ってみます。
これが一回目。精製がだいたい0.1-0.13ぐらいのレンジに収まったのに比べると、倍ぐらいありますね。
ちまちまと20回繰り返します。
結果はこのような感じでした。最少が0.18g、最大が0.25g。
生活の木・未精製みつろう1粒の重さは…
20回量って、5粒の平均は0.21gでした。
つまり生活の木の未精製蜜ろう(黄色)の重さは1粒0.043g。
1gあたり約23粒
こっちは一粒が大きいため、比較的飽きずに数えられる範囲内の数字に収まりました(すぐ飽きる)。
粒の大きさの違いでだいぶ変わったので、ほかのメーカーが出している蜜ろうだとまた変わるのでしょう。
くどいようですが、あくまで生活の木の蜜ろうについての参考値だとご理解くださいませ。
小さい容器に作る蜜ろうクリームレシピ
旅行用のクリームケースのサイズが、だいたい10ml~20mlの範囲。
そのぐらいの大きさで作る蜜ろうクリームが、精油の香りをぎゅっと閉じ込める練り香水には最適です。
蜜蝋 1g
キャリアオイル 5ml
精油 2滴
キャリアオイルを簡単に量るには、ペットボトルキャップが使えます。
ペットボトルキャップは規格が統一されていて、満タンで7.5ml入るのだそう。5mlは3分の2。目分量ですが、せっかく秤なしでいくなら最後まで!
作り方は、
蜜ろうとキャリアオイルを混ぜて電子レンジで30秒~1分あたため。
溶け切らないときは、様子を見ながら10秒ずつ時間を足す。
溶け切ってから精油を入れて混ぜる。
そのまま冷えるまで放置して、固まったら出来上がり。
蜜ろう1gは溶けるとだいたい1.2-1.3mlに、
精油1滴は0.05mlですので、
1.3+5.0+0.1=6.4ml
が出来上がり容量です。
容器選びのご参考までに。
好きな香りを持ち歩こう〜
【計量スプーンがある方はこちらも必見】