体感温度が4度下がる!|ミントでひんやり+日焼けケア用アロマスプレー

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夏のひんやりアロマスプレーを扇風機の前で使おう

 

猛暑の中、外から戻ってきて一秒でも早く涼みたいときどうしていますか?

 

こないだお友達のツイートを見て、扇風機とウォータータンクが合わさってるものがあるのを知りました。

扇風機とミストが共存していて、冷たい霧が拡散する仕組み。

店舗の前に設置してあるものらしいのですが、これを見てなるほど!こりゃー涼しいに違いない。

 

これを見てから、暑さがどうにもならなくなったときには、扇風機の前に陣取って、自作アロマスプレーをプシュプシュすることにしたところ、風だけの時よりひんやり度がぐっと増すことに気づきました。

 

そして香りの拡散も早い。

 

暑さが治まるころには、お部屋もほんのりいい香りが充満していて、火を使わない夏のお部屋アロマに最適。

 

今回はより猛暑対応のアロマスプレーを作るべく、体感温度を下げるペパーミントと、日焼け後のお肌にいいカモミールなどを合わせて

 

涼みながら

肌ケアして

お部屋もいい香り

 

の一石三鳥なアロマスプレーのレシピをご紹介します。

 

今までアロマスプレーを作ったことのない方・作ったけどいまいち使い切れなかった方にもおススメの、毎日の生活に取り入れやすいスプレーです!

ペパーミント精油は体感温度を4度下げる

ミントの葉

ミントの葉

ペパーミントの香りを嗅ぐだけで、体はひんやり涼しさを感じます。

 

ペパーミントの香りでスースー感を得られるのはハッカ油の記事でさんざん書いてきましたが、具体的な実験結果の記事がアロマ環境協会にありました。

 

香りを嗅がない状態で水温28℃の水に手を入れて感じる体感温度と、ペパーミントの香りを嗅いだ状態で水温32℃の水に手を入れて感じる体感温度が同レベルであり、ペパーミントの香りを嗅ぐことで4℃も体感温度が下がるという実験結果が出ています。

AEAJ「アロマでクールダウン」

 

今回は他の精油と合わせるので、ハッカ油ではなくエッセンシャルオイルを使っています。

ハッカ油の方が、ペパーミント精油よりメントールがギンギンしているので、他と合わせる時は濃度の調節が難しい。

 

 

クール&日焼けロマスプレーの作り方

【材 料】完成50ml
無水または消毒用エタノール 5ml
精製水 45ml
カモミール精油 4滴
ゼラニウム精油 3滴
ペパーミント精油 3滴
合計 10滴

 

10%がアルコール
1%が精油
あとは水

  1. エタノールを瓶に入れる
  2. 精油を入れてよく振って溶かす
  3. 最後に精製水を入れる

以上です!

注意するのは1点だけ。精油は水にとけないので、先にエタノールに溶かします。

 

最後に水で薄めます。

 

だいたい2週間~3週間ぐらいで使い切りましょう。

 

 

カモミールは火傷やほてりを抑えます

カモミールティー

カモミールティー

今回使っているカモミールは眠れない時に飲むハーブティーとして有名なのですけれど、もう一つ得意なのがこの日焼け後のお手入れ。

 

火傷、炎症、かさつき、湿疹などの、日焼けによるトラブルを抑えるのが得意です。

 

日焼け後に肌がカサカサしちゃう人には、カモミール入りはいいスプレーになりますね。

 

眠れないこともそうですけれど、高ぶったり熱くなっているモノをトーンダウン・落ち着かせるのが得意…と覚えると簡単かも。

 

上のレシピでは、お肌のハリや潤いを維持してくれるゼラニウムも加えています。

※ジャーマン・カモミールと間違えないよう注意!

 

 

夏にバシャバシャ浴びるならフローラルウォーター

フロリハナのフローラルウォーター

フロリハナのフローラルウォーター

 

カモミール精油をお肌にもっと気軽に使えるのがフローラルウォーターです。

 

精油を作るときに出る副産物の蒸留水で、精油と同じ成分が溶け込んでいるから、いわばそのままで化粧水。

 

冷蔵庫で補完してひんやりさせたフローラルウォーターは、日焼け後のトーニングローションに使えます。

アロマスプレーに加える水の代わりに、フローラルウォーターを作るのももちろん可能です。

 

上のレシピからカモミール精油を外して、精製水の代わりにこちらを使用します。

精油を使い切る自信がない方には、化粧水に使えることがわかっているフローラルウォーターから始めるのもいいですね。

 

ひんやり効果は扇風機でいいわ!という方は、単にこのフローラルウォーターを扇風機の前でスプレーするだけでも涼むもよし。

 

ペパーミントのフローラルウォーターもありますよ。

 

 

フローラルウォーターはリスクの少ない化粧水

 

フローラルウォーターは、ナチュラルメイクが得意なメイクアップアーティスト、ピカ子さんもおススメの肌に長期的なリスクの少ない化粧水です。

 

保存剤、保湿剤などの余計なものが入っていない。

 

ただ保湿成分などが添加されていないということは、慣れないうちはそのままだとサッパリしすぎるのが難点。

だから冬に使い始めるよりは、あっつい夏のほうが向いています。

化粧水としてのことは詳しくはこちらに書きましたので、ぜひ合わせてお読みください。

化粧水に、精油の成分そのままのフローラルウォーターを使う

 

 

涼んだあとのケアはオイルで

 

今回の精油のブレンド割合は、オイル50mlに加えてボディオイルにしても日焼けケアとして使用できますし、もちろんバスソルトにも。

 

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ボディオイルになると、ベースとなるキャリアオイルの美肌作用のおかげで、肌ケア効果はさらに上がります。

 

日焼けのお手入れ用にするならば、

  • ホホバオイル
  • セサミシードオイル
  • イブニングプリムローズオイル
  • アーモンドオイル

あたりがいいのではないでしょうか。単体でもブレンドでも使えます。

 

フロリハナのお試しセット、価格がとても良心的+15mlx3の使いやすい大きさです。

この3本セットを全部ブレンドしてボディオイル作ってみるのは、使い残しがなくてとてもいいんじゃないかな。

 

特にイブニングプリムローズオイル、酸化しやすいから使用期限がすごーく短くて1か月ぐらいしかないのが難点です。

ただ作用はとても素晴らしいので、真夏の8月1か月間だけ!みたいな使い方にむいていると思います。

 

 

まとめ

扇風機の前でアロマスプレーを使ってみましょう…だけ書くつもりが、結局ボディオイルまで書いてしまった。

 

でも1つブレンドを見つけると、お部屋から全身までぜーんぶ使えるのがアロマテラピーのいいところだったりします。

 

ひんやりアロマスプレーを入り口に、アロマで涼しい肌ケアして、暑い夏もさわやかに過ごしましょう☆

 

 

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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