バスソルトで汗をかこう|エッセンシャルオイルの基本的な使い方1

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エッセンシャルオイル(精油)、お部屋で香らせる以外の使い道

エッセンシャルオイル(以下、精油と呼びます)を買ったら、まずはお部屋で香らせるのが王道の使い道。

ディフューザー、アロマポットなどで香りを空間に漂わせる方法を、アロマテラピーでは「芳香浴」と呼びます。

車の中で香らせるならこれ!
車でアロマ:車用アロマディフューザーはドライブタイムがおすすめです

芳香浴に慣れてきたら、ほかの精油の使い方も試してみたくなるもの。
芳香浴以外だと…

  1. バスソルトにする
  2. マッサージオイルにする
  3. エアフレッシュナー(消臭スプレー)にする
  4. お掃除に使う

が基本的な使い方です。
今日はこの4つのうち、バスソルトの作り方についてあれこれ書いてみたいと思います。

 

バスソルト=塩の入浴剤です

先日、TBSラジオ「たまむすび」を聞いていたら、火曜パートナーの南海キャンディーズ山里さんもお風呂で塩+精油を使ってるんですって!(2016/1/19放送分より)
神社通いもしていたりする山里さん、お清めに熱心なのかしら。
なんの精油なのか気になるなー。

自作バスソルトのいいところ

バスソルトに精油を使うのは、湯気で香りもたちますので、お風呂自体が大きなアロマポットになるようなもの。

それプラス、お湯につかることでお肌から精油の効果を感じることにもなります。
皮膚から精油の成分が吸収されて、血管の中に届くのです。

嗅覚+お肌からの吸収で、二度おいしい精油の使い方がバスソルトだと思います。

 

目指すはクナイプの入浴剤

天然塩+精油の入浴剤で、市販で有名なのはこれ。

これを作るイメージですよ!
アロマテラピーを知る前の私はいつもこれを使っていましたが、今はもっぱら自作です。
お湯に色はつかないけれど、香りと入浴した感じはほぼ似た感じになります。

クナイプの処方を参考に「どこまで近づけるか」試してみてはどうでしょう?
クナイプ・バスソルトのページ

 

天然塩を使おう

バスソルト作りのポイントは天然塩を使うこと。
天然塩には、食塩にはないミネラル成分が含まれています。

作るために使う天然塩はこんな普通の粗塩でもいいし

入浴用のヒマラヤ岩塩も、今は買いやすい価格で売っています

個人的な体験談ですが、ヒマラヤ岩塩を使うと汗を出る量がどっと増える気がします。
使用する岩塩にもよってその量はいろいろで、粗塩と全然変わらないものもあるし、これはこれで奥が深いのが塩の世界です。

今までいろいろ使っていっちばん効果があったのはこれでした。

友人から頂いて使ってみたのですが、再度おねだりするぐらい。
おねだりしたものも終わってしまい自分で買い足しております。

硫黄の臭いがかなりします!精油を足してどうこう、では解決できないレベルなのでここでの使い方には適さないかもなのですが、とにかく塩で汗をかきたい、という方にはこれでどうでしょう。

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精油を使ったバスソルトの作用

…脱線しましたが、精油を使ったバスソルトを使うことで期待できる作用は

  • 美肌
  • 保温
  • 代謝アップ

この基本作用+精油自体の作用が、バスソルトを使った時に期待できる作用です。

そのほかにスピリチュアルな意味だと、天然塩を入れたお風呂は嫌なことがあったりしたときには「お清め」になるとも。
精油にもお清め作用のあるものがいくつかありますので(例:セージ)、合わせて使うとよさそう。

自作バスソルトは習慣になると、ほんとこれなしでは入れないぐらいにあったまり方が違います。
簡単なのに続けやすい。簡単だからつづくのか。
費やす努力がほぼないわりに得られる報酬がかなり大きいため、一度やれば芳香浴よりはまるよ!

特に鼻やあごなど顔の毛穴が詰まりやすい人には、お風呂でがっつり汗をかくだけでだいぶつまりが押し出されます。
ピーリングしたり強い洗顔料使う前にぜひ一度お試しを。

 

バスソルトの作り方

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【材 料】入浴1回分
・天然塩 大さじ2~3(30g~50g)
・精油  2~5滴

 

写真はアロマクラフト講座の時のものです。
100均で売っている一番小さい紙コップ(うがいとか試飲用?)を使って作りました。
混ぜるのに使っているのも、同じく100均の木製マドラーです。
これを使うのが一番手軽かなぁと思いますが、容器はなんでもOK。

塩の上に、精油を垂らしてよく混ぜます。以上!

すごく簡単!

 

バスソルト作りの注意事項2つ

お湯に直接精油はNG!

お湯に直接精油をたらして使ってはいけませんよ!
必ず塩や少量のオイルに混ぜてから溶かし込んで使ってください!!

CMや広告イメージなどで、精油を瓶から直接ぽとぽと落として使っているのを見かけますが、これNG!

精油が肌にダイレクトにつくことになってしまい、モノによっては刺激されてかゆみや痛みになってしまうことも。

そういう意味でも、バスソルトにするのはとても理にかなった使い方なのです。

 

皮膚に刺激を与える精油は使わない

精油の中には、皮膚に刺激を与えるものがあります。
特にお風呂で使うときは、皮膚の薄いところ(粘膜とか)にも成分が触れることになりますので、ピリピリしちゃうともー!けっこう大変ですよ!!

精油を買うときにはもちろんしっかり成分表のついたものを買っていただいて、そのうえで皮膚刺激のことを一度調べてみてください。

皮膚の弱い人はパッチテストを。

私はスイート・オレンジがピリピリします。
また、開封して時間が経った古い精油もピリピリしやすいなーと思います。

以上をご注意の上、楽しいバスタイムを☆

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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