部位ごとに味が違う大根1本をまるごと楽しもう!
大根1本食べきり計画
大根や白菜などの大型野菜は、半分や4分の1ずつ売られることが増えましたが、一本買った方がいいことは多い!
買い物の手間も減るし
メニューのバリエーションも増えるし
栄養とおいしさも余すところなく取り入れられる
私なりの「大根一本食べきり計画」を書いてみます。
部位ごとにおいしさと調理法が異なる
大根のおいしさは部位によって違います。
そのおいしさに合わせた調理法を選ぶことで、おのずとメニューにバリエーションが出ます!
真ん中:やわらかい=煮物
尻尾:辛い=薬味
炒め物はどこの部位でもOK。
大根おろしの場合は、ジュースにするなら頭、しょっぱく食べるなら尻尾。
浅漬けなら味によって頭か尻尾。
生
煮物
炒め物
薬味
この4つの方針を軸に、ここにたんぱく質(肉・魚)、野菜・果物を合わせて膨らませていくイメージです。
ちなみに小山さんが作った布引高原大根は大きさがなんと45㎝もありました!
これはかなりの大型サイズ。
頭・真ん中・尻尾の三分割を均等に考えても各15㎝です。
頭から15㎝を、サラダとスムージーにする
頭の方は甘いので、生食向けの部位です。
千切りにしてサラダにして食べましょう。
1人前が1食2㎝程度。
大根・わかめ・梅の組み合わせが私は大好きです。海藻がたくさん食べられるのいいですよね。
残りは朝、リンゴとおろしスムージーにして飲むこと推奨。胃腸に優しいです。
真ん中20㎝は、煮物や炒めもの2~3回分
家族の人数によって一回分の煮物がどれぐらいなのかは家庭によるとは思うのですが、2人暮らしの私はだいたい10㎝前後です。
お肉かお魚と合わせた煮物で1回、
シンプルに出汁のみか厚揚げなどの豆腐系と合わせた煮物で1回、
大根炒りなどお弁当のおかずになりそうなので1回
の計3回程度に分けて食べます。
煮物のバリエーションがマンネリ化するのが悩みの方には、料理研究家・栗原はるみさんのオフィシャルサイトの大根メニューがどれもおいしそう!
レシピも見やすくて、大根に限らず迷ったときに見てほしいサイトです。
大根のような定番野菜、ただの煮物は飽きたな~という方にぜひ。
尻尾10㎝ぐらいは大根おろし
私は大根おろしが大好きで、旅館の朝食バイキングに大根おろしがあると本当にうれしくなります!
あんなに何と合わせても合って、サラダ代わりにもおつまみにもなるものがあるだろうか??
尻尾の10㎝はちょこちょこおろして、小鉢サイズでサイドおかずです。
3㎝ぐらいずつおろして3回分かな?
しらす、なめこ、納豆など好き好きだと思いますが、なーーんにもないと思ったらマヨネーズとお醤油と鰹節。これも武田家のヘンテコ料理かも。
おろすのが面倒なのが玉に傷ですが、大根の抗酸化成分イソチオシアネートは大根おろしでしか食べられません!…そう思うと食べる気になるかな?
ちなみにおろすときは栄養たっぷり皮ごとでお願いします。
もし順番に食べるなら煮物が最後
買ってきてどれからやろうかな?と思ったら生食が最初です。
大根おろしが次、それから煮物→炒め物の順です。
加工の工程が多いものは、多少水分が抜けてもおいしく食べられるからです。
もし余裕があってお天気がよかったら、煮物用の真ん中部分は干してみるのもいいと思います。
うまみがぐっと増します。
ぜひ大根一本まるごと買って、秋のおいしさを味わい尽くしましょう~