さつまいもの茶巾しぼり|子供も作れる野菜のおやつ

さつまいもの茶巾しぼり

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小学生が自分でつくるおやつ

秋と言えばサツマイモ。

広告でも秋の感じを出すためにはサツマイモのイラストがよく使われますが、実は本当にあま~くなるのは熟成のすすんだ1月頃。

収穫が始まってすぐのいわゆる「新もの」にあたる時期が秋口の10月ですが、これから冬までながく付き合える野菜。いろんな食べ方で、ぜひ甘味の違いや品種違いを楽しみたいところです。

さつまいもの茶巾しぼりは、さつまいもの旨みにバターと牛乳のおいしさを加えただけなのですが、つぶしたり丸めたりの作業が子供にも簡単なおやつです。お子様がいらっしゃる方はぜひ一緒に作ってたべてくださいませ。

旬の野菜を使って、小学生は自分で食べるおやつを自分で作ろう。

お母さんに作ってあげるような、そんな心優しい小学生が増えることを祈っております。

2016年10月22日放送のテレビユー福島「げっきんチェック」の金曜日コーナー「野菜ビストロ|ナオトキッチン」で「さつまいもの茶巾しぼり」としてご紹介しました。

 

さつまいもの茶巾しぼりの作り方

さつまいもの茶巾しぼり

さつまいもの茶巾しぼり

【材料】
加熱したさつまいも:70~100g(小ぶりのタイプ半個)
溶かしバター:10g
牛乳:大さじ1(さつまいもの水分によって加減)
オールスパイス:少々

 

1.さつまいもはあらかじめ蒸す。皮をむく
2.1をマッシュしながらバターとオールスパイスを2振りぐらいし、牛乳を加え、よく混ぜる。耳たぶくらいの固さになったらOK。
3.ラップ等で茶巾絞りにしてできあがり

皮はむかなくてOKです!むしろ柄のようになってかわいらしい。つぶすときに、ちょっと小さめにちぎれるように潰してください。

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皮がないと、なんか寂しいのと、丸めた雑さが目立ちますw

まるめかたのコツ

1.ラップにタネを載せて、つつむ

2.包んだラップの根元を、親指と人差し指で挟んで固定する

3.包まれたタネの部分を、手のひらで転がす

このようにすると、絞ったあとがきれいにつきつつ、タネがまあるくなります。

 

オールスパイスって?

シナモン、クローブ、ナツメグを合わせたような香りの1粒で3度おいしいスパイスです。

肉をはじめ甘いものや果物によく合うスパイスで、グレープフルーツやオレンジなどにかけて食べてもおいしいです。

もし余ったらカレーを作るときに使うのがおすすめです。

 

 

さつまいもはゆっくり加熱!レンジNG

さつまいもの茶巾しぼり

土鍋と蒸し器

サツマイモにはアミラーゼという、デンプンを分解して麦芽糖に変える酵素が含まれていて、アミラーゼは60℃~80℃以下で徐々に加熱すると甘味が出る性質があります。

電子レンジ加熱のさつまいもより、蒸したり焼いたりする方が甘く感じるのはこのためです。

電子レンジ加熱は急激に加熱が進むため、甘味が引き出されないままに柔らかくなってしまいます。時間があったら、ぜひ蒸したり焼いたりしてください。

 

番組ではこういうお鍋にセットできるタイプの蒸し器を使いました。

16cm~24cmの鍋に使用可能で、500円ぐらい。けっこう小さい鍋でも使えます。

土鍋にぱこっとはめて、蒸しました。
芋だけでなく、かぼちゃや大根もこの蒸し器があると楽々です。

 

サツマイモの選び方と保存方法

オクラ保存バッグ

新聞紙の保存バッグ

皮にツヤがあり表面がなめらかで、絵に描いたサツマイモに近い形ものを選びましょう。

極端に細いものや黒い斑点、傷があるもの、ヒゲ根があるものは繊維が多いことが多いです。

土の中でぬくぬくと育ったサツマイモは寒さと乾燥が苦手です。

最適貯蔵温度は12℃±2℃前後、これより低い温度で保存すると品質低下を招きますので、冷蔵庫には入れないで、新聞紙などにくるんで常温で保存しましょう。

この記事の後半で、野菜の保存にめっぽう適している新聞紙で作った保存バッグのことを書きました。

新聞バッグ、バリエーションがいろいろでかわいいんだ~

 

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さつまいもの茶巾しぼり

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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