手作りボディケア用品について書いてきた理由
ズバリ、洗面所に置くものが減るから。
アロマテラピー関連のものは「使わないけどもったいなくて捨てられない」となった時に、どんどん別な方法に使いまわして使い切ることができます。
また自分が使い切れる量だけを試しながら作れるため、女性の「いろいろ試したい欲求」も少ないスペースで満たすことができます。
ビンやチューブがごろごろしない状態で、季節や気分にあった香りに包まれることができるのはとてもスッキリ爽快!
化粧品から虫よけまでカバー
フレッシュな状態は顔や体に使って、最終的にお掃除と洗濯に使って使い切れる。
芳香浴でどんどん香らせる。
顔に使う→肌に使う→部屋に使う→掃除・虫よけに使う
と別用途にまわせるため、使いかけが溜まりにくい。
市販の化粧品・洗剤はいろんな成分が含まれているため、他のものと混ざった時になにがあるかわからないため、基本的に混ぜたりほかの用途に使うことは推奨されていません。
ある目的専用に作られているからたくさん種類を買わなくてはならないけれど、精油やオイルは材料でありながらそれ自体が完成した化粧品でもあります。
使う分だけ作るから、使いかけが生まれない
経験上、洗面所がごちゃごちゃしている状態のときは「使いかけが捨てられず/使い切れずに溢れている時」です。
・ボトルが大きくて使い切らないうちにシーズンが終わった
・買ったけどそれほど香りが気に入らかなった…けど効果はあるから取っとく
こんな理由で使いかけのハンドクリームや化粧水がゴロゴロしてませんでしょうか。
(かつての私です)
手作りボディケアグッズは消費期限が短いから、そもそも大量には作らない。
もし気に入らない香りでもすぐ使い終わるし、処分しなくてはならない。
ちょっとずついろいろ試せて、すぐ使い終わらないといけない化粧品
この2つの理由が私にはとても合っていました。
すくない材料を使いまわせるだけでなく、出来上がったものの1回の量の少なさ・足の速さもモノが溜まらない理由です。
アラサーは化粧品ふえがちなお年頃
アラサーの年頃に、一度ガツンと肌ケアに対する姿勢を問われなおすときが来ます。
加齢により今まで使っていたものがなんだかしっくりこなくなって、
収入の増減で化粧品そのもののランクが問い直されて、
家族の増減などライフステージが変わって化粧に対する時間も変わって、
全体的に時間が足りなくなって、
化粧品をいろいろ変えたり試しだしたりする。
そこでいったん「増やす」「試す」ことの楽しさを見つけてしまった人は、その後けっこう増やしっぱなしで進んでいくようです(私調べ)。
際限なく探さなくても満足できる
香水のことを書いたときにもちょっと書きましたが、一つの目的に集中して作られているものにはやっぱり強みがあります。
それでなくてはならない魅力。
ここ一番にそういうものに頼ると「やっぱ違うな~」と感動します。
例えばエリザベス・アーデンのエイトアワークリームはすごいし、加齢への集中補修には高機能美容液がやっぱり必要です。
ただ、興味も体も刻々と変わっていく自分を、商品に合わせていたら経済的にもスペース的にもきりがない。
年齢を重ねてよかったと思うことに、「前よりも自分の現状に対する客観的な評価ができること」と、「物事は同じ状態のままずっとは続かないと知ったこと」があるのですが、それゆえに気づく様々な自分の変化に特化した品物を探していたらどんどんモノが増えていく。
そんなときに作用が複数にまたがっていて、使う量もほんの少しでよくて、用途が広い精油は日々の生活用品として洗面所の土台をつくるにはうってつけでした。
ベースはアロマテラピーに頼りながら細かなニーズの変化に対応し、それでも補えない部分を特化したものに頼る。
化粧品も掃除用品もだいたいこんなスタンスに変えてからはモノが減り、むやみと買わなくもなりました。
自分に合うものを探すための旅をそれほど多くない材料の中でできることが、ミニマムすぎるのも多すぎるのもピンとこない今の私の気分に合っています。
精油の使い道に関する記事はこちら
ここ最近、エッセンシャルオイル(以下、精油)やキャリアオイルを使って作るボディケア用品について書いてきた記事はこちらです。
- バスソルトで汗をかこう|エッセンシャルオイルの基本的な使い方1
- マッサージオイルでボディケア|エッセンシャルオイルの基本的な使い方2
- ズボラ美容|ボディスクラブで角質落としと保湿をいっぺんに終わらせる
どれもとても簡単な方法で、始めるのはとても気楽なもの。
まだ試していないものがあったらぜひぜひ。
一緒に洗面台のモノ減らししましょう~