福島市の夏は桃一色!市内のおすすめ直売所とよいお買い物のコツ

古山果樹園の桃

古山果樹園の桃

目次

福島市の夏は桃一色

福島県のイチオシ果物は桃。

 

全国出荷量の約2割が福島県産で、福島県内で作られている果物の約半数が桃なんです。

 

そのうち9割が、福島市・伊達市・国見町・桑折町といった中通りの県北エリアで生産されています。

桃の地図

桃の地図

雪国あいづ・海のそばいわきエリアではないんですね。

 

特に福島市は福島県内でも桃農家さんが一番多い市町村です。

 

そんな福島市内で桃を買う方へ、おすすめの直売所をお伝えします。

 

JAの直売所「ここら」矢野目店

誰でも行きやすい・買いやすいのがJAの運営する直売所ですが、その中なら私が最も行く「ここら」矢野目店がおすすめです。

 

こんな方におすすめ

  • 国道4号線・13号線から車で来る方
  • 安く桃を買いたい方
  • たくさんの桃の中から選びたい方
  • 贈り物の手続きをしたい方
  • 他の野菜やお惣菜も買いたい方

 

 

市内・国道から近い!駐車場が広い!

桃の出荷が始まると福島市内の産直は桃一色となりますが、とくに7月下旬ごろから県産品種「あかつき」の出荷が始まりますとぐーーーっとお客様の数が増えます。

 

せっかく来ても、車が止めにくいと残念ですよね。

 

ここら矢野目店はまず駐車場がすっごく広い!運転に自信のない方でも、休日でも待たずに入れて安心です。

 

また福島市街からわりと近いのでアクセスしやすいです。

 

家庭消費用の桃がとにかく安い!

家で食べる家庭消費用はほんとに安い!

 

家庭消費用の箱入り桃なら15個近く入って1箱1000円程度、1個あたり数十円程度のものもザラ。

福島市内の直売所で買った桃

福島市内の直売所で買った桃

桃の品種ってものすごくたくさんありまして、産直に行くと聞いたことない品種がたっくさん!

多くは女性っぽい名前や、かわいらしい名前がついているの。

 

“She is a peach” : あの子めちゃめちゃかわいい☆

 

って英語でも言うから、桃は女の子なのかもしれません。

 

こっちは300円で大き目が7個入り。

福島市内の直売所で買った桃

福島市内の直売所で買った桃

県外の方はもちろん、県内の他のエリアの方も「桃を買いに」行くためだけにでも県北エリアに来る価値がありますよ!

 

熟していないまだかた~い桃が買えます(福島県民は固い桃が好き)。

 

特に桃は冷やさないで食べる果物ですので、常温で安心してお持ち帰り頂けます。

 

 

売場も広いから種類も在庫も豊富

 

この写真はJAの直売所「ここら」矢野目店の店内。ここは駐車場だけでなく果物コーナーも広い!

 

福島市の直売所の桃

福島市の直売所の桃

 

置いてある品種もとても多いし(桃って品種がとってもたくさんあるんです)、品種ごとの在庫量もとっても豊富。

 

直売所って午後になると品薄になるのがあるあるなのですが、ここなら割とおそくに行ってもまだ商品があります。

 

 

贈答カウンターがあるので贈り物の手続きがしやすい

ここら矢野目店には、贈答専用カウンターがあって、宅急便で送る手続きをその場ですることができます。

 

桃の時期だけではなく、その後のナシ・ブドウ・リンゴ…と、臨時ではなくずっと設置されているカウンターです。

 

贈答カウンターはどこの直売所でもあるとは限らないので、これは贈り物をしたい方には大変便利かと思います。

 

お中元に送る、贈答用コーナーでも商品はどどーん!とたくさん!

みんな、ショッピングカートに桃の箱をたくさん積み上げながら店内を移動してます。1箱2箱じゃないんです。

福島市の直売所の桃

福島市の直売所の桃

 

他の野菜も品ぞろえが豊富

お店の面積の半分近くが桃となる夏ですが、お店そのものがたいへん広いので、他の野菜もたくさん見ることができます。

 

野菜ソムリエの私が、とくにこの時期買うことをおすすめするのは

 

枝豆

 

トウモロコシ

 

の2つです。

 

この2つは収穫してから時間が経てば経つほど、まるで走って逃げるようにおいしさが減っていく野菜。

 

「お湯を沸かしてから収穫しろ」

 

と言われるほどなのです。

 

直売所に並んでいる野菜は、基本的にその日の朝に採れたもの。

 

枝豆とトウモロコシのおいしさは、スーパーでは味わえないよ!

 

 

JAの直売所2「ここら」吾妻店

 

もう一か所売場も駐車場も広くて果物の品ぞろえが豊富なのは、同じくJA「ここら」吾妻店です。

 

市街地から離れたフルーツラインの近くなのですが、土湯温泉に行かれる方や、観光果樹園で果物狩りする人にはこっちがよさそう。

 

こんな方におすすめ

  • 高速道路の福島西ICで降りる方
  • 土湯温泉・観光果樹園で桃狩りもしたい方
  • 子供連れで近くの施設(四季の郷)などに立ち寄りたい方

 

私は直売所ならたいていこの二か所のどちらかを利用しています。

 

 

直売所でのよい買い物のコツ

 

直売所でいいものを買いたいなら…

 

行くのは午前中です!観光前に、まず直売所!

 

農家さんたちが10時ごろまでには商品を搬入していきますので、10時~お昼ぐらいまでがねらい目です。

 

桃は常温保存でも大丈夫ですが、葉物はやっぱり冷たいところで保存したほうがいいので、できればクーラーバッグを持参するとお買い物の幅がより広がります。

 

私がつかっているクーラーバッグはカゴタイプ!

ワインボトル6本が縦に入るけっこうな大きさで、自立する・カッチリ固いので柔らかい果物を運ぶのにも安心。

野菜と果物をいかにきれいなまま運べるかを考えていたらこれになりました。

外や車の中でもとっても便利です!

 

品種ごとの出回り時期もみてみよう!

品種ごとの出回り時期を見るなら、カレンダー形式で載っている福島市のページが入門編。

代表的な品種の出回り時期が書いてあります。

 

ちなみに桃だけじゃなくて、その後に続く梨やブドウのカレンダーも一緒に載っていますので、ぜひ一度ご覧ください。

これから秋の終わりごろまで果物が目白押しの福島、見ているうちに、全部の品種を試してみたくなってくる。

 

「あかつき」の次は「まどか」食べてみよう

特に、お盆明けからが出回り時期の「まどか」はぜひ品種指定で食べてみてほしい桃です。

というのはある桃農家さんに伺ったところ、

 

・糖度が上がりやすい、甘くなりやすい品種

・だけど均一にそろえて栽培するのが難しいため、栽培する人が少なくなっている

・面倒な桃だから、だんだん栽培する人がいなくなるんじゃないか

 

とのことで「あるものはあるうちに」楽しんでおいた方がいい代表のような品種だからです。

 

9月初旬~中旬くらいなら「さくら」

保原町斎藤さんのつくる「さくら」

保原町斎藤さんのつくる「さくら」

シーズンの終わりごろに出回る、成熟の遅い品種を「晩生(おくて)」と呼びます。

 

「さくら」も桃の晩生品種の1つだそうなのですが、斎藤さん曰く

 

大玉で、日持ちして、9月頭からならこれがいい

 

とのことでした。

 

パリパリの食感がたまらない、福島県民が好きそうな桃☆

 

日頃熟した柔らかい桃を食べている東京のお友達も、ついつい手が伸びるくらいおいしかったとのこと。

 

すーっとさわやかな甘さで、梨やブドウに目移りしがちな9月でも

 

「これを食べて夏を締めくくる」

 

にふさわしい桃です。

保原町斎藤さんのつくる「さくら」

保原町斎藤さんのつくる「さくら」

ほんとにおいしかったな~

 

 

以上、福島市内のおすすめの直売所についてでした。

 

農家さんから直接買うなら

我が家がお中元でお世話になった伊達市の桃農家・斎藤さんのところでもまどか・さくらを作っています。
農家さんから直で買えるのならば、それが一番おいしいものが手に入る食べ方☆

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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