混ぜるだけ!練乳とホイップ済クリームでつくるブドウのタルト【簡単デザート】

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

目次

少ないブドウでもできる!皮ごとブドウで作る簡単デザート

最近のブドウ、皮ごと食べられる品種がどんどん出てきておいしいのですが、1つ残念なことを言うなら…高い!

例えばリンゴはどんなに高くても数百円ですが、ブドウは上を見たらきりがない。一房1万円なんてのを売場で見かけるのもそれほど難しくない。

 

でもそんなブドウをそれほどたくさん使わずとも作れるのが今回ご紹介するブドウのタルトです。

ブドウを皮ごと使うのですが、ブドウのおいしさ・香り・栄養は皮と実の間にぎっしりとつまっているので、少ない量でも驚くほど豊かにブドウを味わえます。

他にも魅力をざっくりまとめると…

このタルトのいいところ

  • 豊潤なブドウの香りがとても豊か。クリームも練乳も甘いけど無臭なのでブドウの香りがきっちり乗るため、簡単なのに本格的な味に
  • ブドウの栄養が詰まった皮を捨てないで作れる
  • 材料さえそろえば失敗知らず。小学生でも作れます。
  • 簡単なのに見栄えがいい!パーティー前など大活躍間違いなし!

記事の後半では、このタルトを作るために最適なブドウの選び方もご紹介します。

・ブドウゼリーに飽きた方

・お客様に季節感のあるデザートを手軽な予算でお出ししたい方

ぜひ最後まで読んで、作ってみてくださいね!

準備10分、冷蔵庫1時間。練乳とホイップで作るブドウのタルトの作り方

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

タルトの材料

【材料】

【材料】
種なしブドウ(緑、紫)各 10 粒~15
粒程度
市販のタルト台18cm 1台
泡たて済ホイップクリーム 240ml(1本)
練乳 125ml(1本)
カシューナッツ 20g
乾燥ココナツ 5g
レモン果汁 大さじ1(レモン半個)
飾用種なしブドウ 大粒5粒

1.ブドウとナッツを切り、その他の材料と一緒にボウルに入れ、混ぜる。

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

ブドウを皮ごと横半分に切り、カシューナッツ、ココナツ、レモン、練乳と一緒にボウルに入れます。

今回はシャインマスカットと巨峰です。普段は皮をむいて食べる巨峰ですが、そういう品種でもOKなのがこのタルトのいいところです。渋み、ほんとに気にならない。

 

ちなみにブドウは上の方から甘くなります。上の方はぜひそのまま食べて、下の方を使って作ってみてください。

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

果物と練乳を混ぜます。

まだ練乳だけですよ!ホイップはこのあと!

注意ポイント

レモン果汁を入れるのを絶対に忘れないで!

これを忘れると、タルトが固まりません!

乳に酸を加えると固まるのを利用しています。失敗しないといいながら、実は私はこれで一度失敗しました…

1にホイップクリームを半分~3分の2混ぜる(残りは飾用)

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

むにゅむにゅーと絞り出して、

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

さっくり混ぜます。暑い時だと、ホイップが溶けやすいので手早く!

 

3. タルト台に2を流しいれ、冷蔵庫で1~2時間ほど冷やす。

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

タルト台に入れてから、ヘラでならします。

あとはこのまま冷蔵庫に1時間~2時間ほど入れて冷やすと固まります。

レモンが練乳とホイップを固めてくれるんです。

 

食べる直前にホイップクリームと飾用のブドウをトッピングして完成!

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

 

カットするとこんな感じです。

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

 

ブドウを絶対に皮ごと食べたくなる理由

皮にはポリフェノールの種類がとっても多い!

ポリフェノールは野菜の色素成分ですが、今や野菜・果物がもたらす恩恵で見逃すことができないもの。

ブドウの皮には、

カテキン(緑茶と同じ高抗酸化)
アントシアニン(血液サラサラ)
レスベラトロール(ご長寿遺伝子スイッチオン)
プロアントシアニジン(ブドウの種のポリフェノール。美白、腸内環境改善)

この他タンニン…などなど、多くの種類のポリフェノールがたくさん入っているのです。

皮を捨ててしまってはブドウの魅力が半減!ぜひポリフェノールの効果を生かすために、皮ごと食べましょう。

ちなみにポリフェノールの量は

緑<赤<紫<黒

の順で多く、ピオーネや巨峰に多く含まれています。なので、

色が濃くて大きい巨峰やピオーネを選んで!

 

苦みや渋みが少ないブドウの選び方

1.皮が薄い品種を選ぶ

渋みや苦みの原因のカテキン・タンニンは、皮が厚いほど多いことがわかっています。

福島県オリジナル品種の「あづましずく」は種なしで皮が薄くて非常におすすめ。

 

2.新鮮なものを選ぶ

収穫してから時間が経てば経つほど、皮の渋みが増します。

ブドウ狩りだと普段皮ごと食べない品種でもおいしく食べられるのはこのため。

買うときには

1)軸が太くて緑色のものを選ぶ。

茶色いものは時間が経過したものです。

2)表面に白い粉(ブルーム)がついているものを選ぶ。

時間が経つと落ちていきます。

 

アレンジ自在!

このタルト、ブドウだけでなく汁気が少ない果物ならいろいろな果物のタルトに応用できます。

缶詰フルーツをはじめ、ベリー類やバナナなどでお試しくださいね。

このメニューは、テレビユー福島の番組『げっきんチェック』内で2021年9月にご紹介しました。

 

混ぜるだけ!練乳とホイップで作るブドウのタルト

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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