夏の終わりに冷えてることを思い出す
お天気がぐずついて、日中でも20度を下回る日が続いている福島県。
でもなんとなくまだ夏の服装をしているため、すっかり体が冷えている私です。
そんな日はまずお風呂で温まろう
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バスソルト作ろうかな(作り方を書いた記事です)
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なんの精油にしようかな
…でそういえば「心と体を温める精油」と言われている、夏の終わりの物悲しい日々にぴったりの精油があることを思い出したので、今日はそのマージョラムのことを書きたいと思います。
マージョラムを理解するためのキーワード
精油がどんな性質を持つのかについては、覚えるのがけっこう難しい。
理由は、1つの精油が必ずしも1つの性質をもつわけではなくて、複数の作用にまたがっているからです。
だけどマージョラムについては、
「心と体を温める」
「循環は上げるがその他の動きは下げる」
この2つのキーワードさえ押さえておけば、自分の身体の状態にも気持ちにも沿った使い方になるのではないかと考えています。
心の疲れから来る体の疲れへ
マージョラムの作用を言い換えると、
ゆるめ、めぐらせる循環は上げますが、
筋肉や集中する意識など、その他を下げる働き。
具体的には、副交感神経を優位にさせることで、血管が拡張して、緊張感が取れて、血圧が下がって、筋肉の働きを緩めて…というような作用の仕方で、血の巡りと大変関係が深い。
心身が緊張して固くなって起こるような不調(筋肉痛、頭痛、不眠、胃腸系の不調など)によく登場しますが、それは血流をよくしてくれることに裏打ちされています。
血圧を例にとると、興奮しているときは血圧が上がるのは攻撃態勢に入っているからで、逆に血圧が下がっているのは、安全を感じているときです。
身体を安心感を感じている状態に近づけることで心も緩んで安心の状態に近づいていく相互作用があるのではないでしょうか?
そこが発汗作用のような直接的な温まり方とちょっと違っているところで、心と体をつなぎ合わせて温まるイメージを持っています。
心理的な作用や、「もしマージョラムが人だったらどんな人か」については別の記事にしました。
こちらを読んでいただけると、実際にどう働きかけてくれるのかが想像しやすいかも。
香りが甘く感じる??
またアロマインストラクターの森岡あゆみさんのブログには「マージョラムの香りを甘く感じる時は疲れているサイン」との記述がありました。
これまさに今日私が感じたことです。
精油の記事を書くときはだいたいその精油の香りを試しながら書いてることが多いのですが、なんだか今日は甘く感じていて、香りの特徴を書くのをためらっていたのです。あれ?って。
一般的に、スパイスが効いた森林・葉系の香りと言われるマージョラム。
でも今日はスパイス感というより、シロップのような透明感のある甘さを感じます。
なんかいつもより使いやすい感じに引き寄せられるわ…
使っている精油がもともと甘めのフロリハナだっていうのもあると思うのですが、そんなこともあるんだとちょっと心の隅に留めておいてほしいです。
私もそれあった!というときはぜひ教えてください。
他にも「アタマを使い過ぎているときに心地よく感じる」という感想もよく見かけます。
もの想いがちな秋の長雨にありがちな疲労で、これまた心当たりありまくりです。
「首」と名の付くところを温めよう
最後に、精油だけでなく具体的な冷え対策の話も。
首、手首、足首…とりあえず「首」と名の付く個所さえ冷やさなければよいとのアドバイスを思い出しまして、昨日ようやくレッグウォーマー出してきました。
レッグウォーマーはピッタリしたタイプではなくて、こういうダルダルの締め付けないタイプが好きです。
特に足首、冷えすぎて足首回しがやりづらいぐらい固くなっていませんか?
マージョラムの香りと共に、わたしも今日はぐるぐる回します。