4月2日(木)TUFげっきんチェックのコーナー「畑にキテます」に出演しました。
共演の方、スタッフの皆様が素晴らしかったため、しどろもどろの私もどうにか最後までたどり着けました。
最後にニラ農家の斎藤さんご一家とこんなにリラックスした写真も撮らせて頂けて、とてもよい新年度のスタートとなりました。
午前中の畑のすがすがしさが本当に素晴らしくて!
家の中でテレビを見ている人も畑に行きたくなったり、庭の家庭菜園を手入れしたくなるようなコーナーになったらいいなぁと思います。
これから隔週第1・第3木曜日に出演しますので、ぜひ皆様ご覧ください。
次回は4月16日(木)です!
番組のおさらいと、話しきれなかったことなど
ニラの刈取体験をさせて頂きました。
ニラの根本の黄色い節の部分から鎌で刈取ります。
刈取るとそこから水分がじゅわわわ~と染み出していたのが印象的でした。
今は無農薬で育てている季節とのことで、その水分がどんな味がするのか食べてみればよかったと後悔しています。
やっぱりニラの味なのかな。
葉っぱを生でヒッキーさんに食べてもらいましたが、こっちも食べてもらえばよかったなぁ。
番組中に斎藤さんから教えて頂いたスーパーで新鮮なニラを見分けるコツは、切り口を確かめること。
切り口が伸びていれば、それは刈取ってから時間がたった証拠。
もし5ミリ程度伸びていたら、それは収穫から1週間程度時間が経っているとのことでした。
収穫から時間がたてばたつほど、野菜の中の栄養分は生き残るために使われることで、うま味も栄養価も減っていきます。
できるだけ切り口のシャープなものを買いたいところです。
切り口が新鮮そうなニラを見つけたら、ぜひ刻んで生+おしょうゆや+クリームチーズで食べてみてください。
番組中に盛り込めなかった話としては、
- ニラの生産者が誰なのかは、巻いてあるテープを見ればわかる。そこには生産者名とコードが書いてあって、何かあってもすぐに生産者がわかるシステムになっている
- この収録の時に最高の姿のニラに育ってもらうために液体肥料や温度湿度管理を調整して、美しい長さ・太さに仕上げた(職人ですね)
- 肥料ももちろん有機肥料たっぷり。特に今のニラはいい肥料を使っている(無農薬と合わせて、袋に表示がないのがもったいないぐらいの内容!)
- 斎藤さんちのニラは日持ちがいいため(力にあふれたすばらしい作物ということですよね!)、県内消費よりも北海道に出荷されている
- 春ニラももちろん美味しいが、12月に植えるため、初出荷になる1月のニラもまた格別
野菜には説明書がないし作っている人が対面販売しているわけではないから、手に取る段階では知らないことばかり。
私は来年、絶対に初出荷ニラを食べようと決めました。
そしてなにより、収穫されたばかりのニラを見ていたら、新鮮なものはそれほど手をかけずに食べるのが一番だとも改めて感じました。
斎藤さんご一家のお人柄や手間を伺っていたら、それをそのまま味わいたいと感じたからです。
私は新鮮な野菜をそのまま食べる方法は魚と同じ、と思っているのですが、作り手がいるというのは魚と違うところ。
作り手が違うことで生まれるバリエーションを味わえるのが野菜の魅力で、楽しさで、ぜいたくさだと思います。
斎藤さんのお宅では他にもいろいろ育てていて、夏には桃も収穫しているそう。
番組じゃなくても遊びにおいで、と仰って頂いたので、ぜひお言葉に甘えて伺おうと思いました。
やっぱり野菜のことは、農家の人に聞くのが一番。番組を通じて私が勉強させて頂いています。
その節はどうぞよろしくお願いいたします。
さやえんどうを作っている斎藤さん、夏場は桃農家さんです。
その桃がまたおいしかった!その時の記事↓
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種類豊富に育てている農家さんだと、買う方も楽しみが増えていくなー
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