今年も畑の先生が来てくれました:我が家の畑

作業開始

作業開始

今年も我が家に、畑の先生方が来てくださいました…と言っても母とその友人、せっちゃんとあさちゃんの三人です。
山姥の異名を取る家庭菜園の達人せっちゃんの指導のもと、今年も我が家の畑をなんとか形にして頂きます。

とりあえず耕してだけおいた畑に、石灰などを混ぜてから畝にしていきます。
この鍬さばきが私にはできない…(私は小さい鍬で、申し訳程度にスギナの根っこ掘りをしていました)
高い畝をがばっとまたいで畝作りをするせっちゃんの、股関節の柔らかさが素晴らしい!
畑をやってる人は体ができている!

苗を植える畝には、マルチと呼ばれる黒い雑草除けのビニールを張っておきます。
真ん中のなにもない裸の列は、種をまく列。とうもろこしとラディッシュの種をまきました。

一番奥の藁を敷いてあるのががスイカの列です。母の大好物のため、いろんな苗を植えてみます。

3人が精力的に畑をうない続ける中、この時私は戦力外通告を受け、家の前の側溝でどぶさらいをしていました。
その時発見したザリガニ。怒って威嚇しています。

今回植えたのは、キュウリ、なす、ピーマン、パプリカ、ししとう、オクラ、ミニトマト、中玉トマト、モロヘイヤ、とうもろこし、ラディッシュ、スペアミント、ベルガモット、スイカ、大葉です。
こうして書きだすと、思った以上に植えてるなー。

来週には、去年うまくいった枝豆の種をまく予定です。

今回すごーく面白くてためになったのが、キュウリの棚作り!

キュウリはツタを手のように大きく伸ばして育つため、ぶらさがってまっすぐ伸びるキュウリを作るためには棚を作っておくことが必要です。

去年使った棚の材料があったのですが、先生方は大きさが物足りなかったらしく、その辺にあった材料を使って新たに棚を作り始めました。これがでかい!

とてもキュウリを3本育てるためだけとは思えない大きな棚!
あまりの大きさに「建前をしたほうがいい」とかいうヤジも飛んでいます。

※建前(たてまえ):建物の骨組みができた段階で、近所の人たちを集めて、てっぺんから餅やお金を撒く儀式

その他、紐の結び方や強度、バランスについて3人で意見をわやわやと言いながら棚をこしらえていきます。(ガムテと紐が混在しているのはこのような理由からです)
私もここは長身であることから、高いところ担当としてようやく仲間に入れてもらえました。

いろんな作物を少しずつ植えるので、成長した時にぶつかりあわないかどうか、収穫しづらくないかどうか、日当たりがほしい作物かどうか、去年この場所で何を作ったかなどを考えながら配置を決めていきます。

特に茄子、トマト、きゅうりは連作障害を起こしやすいので、同じ場所にならないように注意していました。

連作障害:同じ場所で作物を作ると、その作物特有の分泌物が土の中に残り、育ちにくくなったり枯れたりすること

このときの私は、3人が話していることに耳をそばだてながら、水の入ったバケツを運ぶ役です。
育て方についてのノウハウをどんどん思いついた順に話してくれるのを、とにかく必死で忘れないように心にメモ。でもとても覚えきれないかも。
ともかく3人ともそれぞれが畑をやっているので、別々の視点から話してくれるのがとても役立ちます。

「どうやってできるようになったの?」と質問したところ、やっぱりやりながらいろんな人に聞いて覚えたのだそう。(せっちゃんは子供のころからやってたから自然に、とのこと)

野菜ソムリエになりたての頃、訪問する農家さん達がとにかく何でもいいから作ってみろ、プランターでもなんでもいいから、と言っていたのを思い出します。
やっぱり、やってみないとわからない!というかわからないことばっかり!

今もやれているのか?と言われたらグレーゾーンなのですが、今年の私は去年のまるっきり初めての頃よりはすこしはマシなはず。
今年はカラスにスイカを食われないよう、細心の注意を払って育てようと思います。

キュウリ棚でかい!脚立まで必要に

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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