ブドウの表面についている白い粉の役割

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ブドウの保存は茎を少し残す
看板がすごく目立つ
看板がすごく目立つ

今月のテレビの中継で、ブドウ農家さんのところにお邪魔して以来すっかりトリコ。

一房まるごと食べてしまうことがほとんどですが、ちょっとずつ食べるときのためのブドウの保存方法を今日は書いてみます。

基本的な考え方は、

いかに水分を飛ばさないようにするか

です。

目次

ブドウは食べる分ずつ水洗い

食べない部分は洗わない方が長持ちします。

新鮮なブドウについている果粉(ブルーム)と呼ばれる、白っぽい粉。
これが水分保持ガードの役割をしているので、これを洗い流さない方がいいです。

食べる時に洗いましょう。

ブルームはよく農薬やロウと間違われますが、オレアノール酸と呼ばれる物質です。
ブドウが病原体から身を守るために分泌したものなので、人間の体にもいい効果があります。

この白い粉の主成分はオレアノール酸で、抗炎症作用、抗腫瘍活性などをもつほか、口腔内で虫歯や歯周病の原因となる病原菌の生育抑制、アンチエイジングなどの生理活性などが知られている。((一社)日本生活習慣病予防協会

野菜・果物が分泌するものは、たいてい外敵と戦うために分泌されています。
それは人間が老いや病と闘う姿と一緒。

あんなにおいしいのに、まださらに働いてくれるとは!

実をばらすときに枝をちょっと残す

ブドウの保存は茎を少し残す
ブドウの保存は茎を少し残す

実を房から外して保存するときには、上の写真のようにちょっとだけ枝を残してカットする。

蓋をつけてあると、水分が飛ばなくなってよりフレッシュさを保てます。

ブドウはパリッと張ってる方がおいしい!
だから食べる直前まで蓋をしておくイメージです。

この蓋がついているだけで、ない時の何倍もおいしく感じます。

以上を踏まえて、ビニール袋に入れ保存

濡れている場合は、器に入れてラップ掛けがいい場合もあります。

べちゃっと水分に触れているとそこから痛み出すからです。

そうでなければ、ビニール袋に入れて水分キープ。

お肌の手入れと一緒です!保湿大事!

あと一か月ブドウを楽しみましょう

長雨のせいで旬がずれていますが、それでもブドウがおいしいのもあと一か月!
おいしいブドウが直売所に並んでおります。

【過去記事】農家直営の直売所に行かないと得られない楽しみは?

【過去記事】1年で1番おいしいのは今:秋の間に果物をもう少し多く食べる習慣をつけよう

【過去記事】果物とマスカルポーネチーズを合わせよう:ブドウを使った簡単デザート

高級ブドウも安く買えるのをみなさんご存じなのか、ちょっと珍しい品種はたいてい午前中にははけてしまっているのが直売所。(福島県内です)

午後2時ぐらいだと、たくさん生産されている巨峰はまだ残っていますが、それ以外はあまりおみかけできません。

けっこういろんな種類のブドウが生産されていますので、ぜひお早目のショッピングにお出かけください。

私も、まだ食べたことのない品種を食べてみたいです!

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィールはこちら

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