新米にあう野菜メインのごはんのおとも
冬と言えば白菜!一年中出回っているにも関わらず、やはり見ると冬を感じる野菜です。
まるごと買うことが減ってきた大型野菜ですが、ぜひまるごと買ってきてみてほしい。
まるごとの方が長く保存できるし
栄養も損なわれにくいし
冬なら無理に冷蔵庫に入れなくてもいいし
いいところもたくさんあるのです。
そんな思いから、ある程度たくさん作っておけて、余ったとしてもほかにも活用の道のある食べ方・味噌和えを作りました。
もちろんご飯にも合います!ラーメンライスが人気なように、おかわりじゃんじゃんいける味。
ほかにも、今回の味噌だれは生野菜なんでも合うので、キュウリ・ニンジンなど余っている野菜があったらぜひ塩もみ→味噌ラーメン味にしてほしいです。
今回も待ち時間なければ5分で完了のお手軽レシピをご紹介します。
味噌ラーメン味の塩もみ白菜の作り方
白菜の葉 3枚
味噌 大さじ1
すりごま 大さじ1
ニンニク、ショウガ、各大さじ2分の1
刻みネギ 少々
1. 白菜の葉を刻んで塩もみ(分量外)する
2. 味噌と調味料を和える
3. 白菜を絞って、みそだれと和えて出来上がり
材料写真撮るの忘れましたので完成写真のみにて失礼いたします。
味噌×にんにく×ごま…などなどが合わさると味噌ラーメンの味と香り。味噌に対してびっくりするほどゴマと薬味を入れますが、そこは躊躇せずお願いします。
メンマを足せば、さらに味噌ラーメン感アップ!
白菜に限らず、キュウリやニンジン、キャベツでもなんでも、塩もみでしんなりさせた後でもスティックでも、味噌ラーメンの魔法でおいしく頂けます。
水分が全く入っていないので、スティック野菜で食べる時は少量のダシ汁やみりんなどで伸ばすと使いやすくなりますよ。
おかず兼下ごしらえ済の材料です
ご飯のお供にもお酒のお供にもなるほか、
余ったらそのまま味噌汁の具にする
豚肉とそのまま炒める
など、下ごしらえ済の材料としてもお使いいただけますよ。
茹でてはいないので、冷凍には向かないかな~と。
冷凍に向いているのは加熱で細胞が壊れた野菜なので、たくさん作っておいて冷凍したい時は、塩もみではなく茹で野菜やレンチンで作りましょう。
冬こそ白菜はまるごと買い
白菜はカット物の方が多く売られている=買う人が多いのでしょうけれど、痛みやすい夏場はともかく、冬はあえてまるごと買を推奨です。
とくに現在、この記事を書いている冬は白菜の保存適温である5度~10度の場所を確保しやすい(@福島県)ため、無理に冷蔵庫に入れる必要もなく、新聞紙に包んで水分を飛ばさないようにすれば1か月ぐらい保存できる、白菜にとってはいい季節。
鮮度も栄養も、カット白菜よりもまるごとの方がもちます。
そしてなにより、年じゅう出回っているけれどやっぱり一番おいしいのは冬なんです。
寒さを超えて甘味を貯めこんだ白菜じたいのうまさもそうだし、火を通した野菜で温まる体の喜びが一番増すのも冬。
そんなおいしい&ありがたい時期にこそ一番保存しやすい野菜ですので、ぜひまるごと買っておうちに常備していたら、あるものを使っているだけで自然と心も体も温まる食卓になるのではないかなと思います。
保存するときの注意
まるごと買った場合は切らずに葉を外しながら使いましょう。
できれば立てて保存してください。寝かすと自分の体の重みで負担が増え、呼吸量も増えて保存期間が短くなります。
カット白菜を買うときは
カット白菜を買うときは、断面がフラットなものを買いましょう。
カット後も成長しているため、古いと真ん中が盛り上がってきます。
ずっしり重いのがいい白菜。
ということは、断面でいうと中身がぎっちり詰まっていてフカフカしていないものを選びましょう。
レタスはふんわりしてた方がいいのですが、白菜(と同じアブラナ科のキャベツ)は、中身がぎっしりしていた方がおいしい。
たまに芯の部分に黒い斑点がありますが、古くなった・悪くなったということではありませんので召し上がれますが、おいしいものを選ぶときには避けた方がいいかも。
原因はいくつかあって、栄養過多(窒素成分)、成長時・収穫後のストレスなどが挙げられます。
栄養もストレスもありすぎてはいけないのは人間も野菜も一緒だね。
最後に、色がきれいなのは外側だけど、甘くておいしいのは内側。
ラグビーボールのような形になってきてからの白菜がおすすめです。漬物も高級品ほどこの内側を使っているそうですので、外側は鍋に・内側は生に近い食べ方で召し上がってみてくださいませ。
2017年1月27日放送のテレビユー福島「げっきんチェック」の金曜日コーナー「野菜ビストロ|ナオトキッチン」で「白菜の味噌和え」として
2018年10月17日放送のNHKラジオ第1 福島放送局「こでらんに5」の水曜コーナー「ふくしまクエスト」でご紹介しました。