冬だから楽しめるフレッシュな香り
ストーブトップポプリ、って聞いたことありますか?
香りのする植物やスパイス、果物の皮を水と一緒に鍋に入れて、弱火にかけて香らせる方法です。
冬場にストーブにかけてある鍋からいい香りがするのは「あんこを作るときの豆を煮た香り」と私の中では相場が決まっていましたが、香りを楽しむために何かを煮るという逆の発想に「なるほど!」と思いました。食べないものを鍋で煮てもいい。
ディフューザーより早く広い範囲に香らせることができ、アロマポットで精油を熱して広げるよりも香りの質がフレッシュなのがいいところ。
部屋の中というか家じゅう全部香らせたい方や、冬はお部屋でストーブを使っている方に適しています。
我が家も最近ストーブを使い始めたのではじめました。
用意したのは
鍋
柚子
ユーカリ
ローズマリー
ペパーミント
です。
畑の隅で寒さでちょりちょりになりかけていたハーブと、庭でなってる柚子と、もらった花束に入っていたユーカリです。
あるものでできます。
ユーカリの枝を適当な大きさに切って入れる。
柑橘類の香りの成分は皮にあるので、皮だけむいて入れる。
果肉ごと入れてもいいのでしょうが、ひとまず今回は皮だけ。
柚子果汁をお料理に使ったあとので構わないと思います。
あとは水を入れて、そのままストーブにかけます。
温まるにつれて、水蒸気に乗って香りが広がる。
ユーカリの香りですが、精油の時のツーンとした爽やかさではなく、あくまでフレッシュだけれどまあるい香りがしました。とてもいい。
冬の花屋さんに入った時の香りに似ています。
適度な湿気で植物の葉っぱが密集している感じ。
精油の組み合わせと一緒で、何を入れるかを考えるのが楽しい。
レシピを探すときは ”stovetop potpourri“ とか“simmering potpourri“ と英語で検索するとたくさんレシピが出てきます。
レモン・オレンジなどのかんきつ類
ローズマリー、ユーカリ、ラベンダーなどのハーブ
シナモン、クローブ、生姜などスパイス
の3種類を組み合わせていくのが王道。
冬らしさを演出するために、シナモンやクローブ、ナツメグを買い足しました。
特に楽しみなのはシナモンで、これで一気にクリスマスっぽい気分になりそうな予感。楽しみ~