最近、見かけるたびに素通りできずに買ってしまうのがオーガニック国産レモン。
使い道はとくに決まっていなくても、見かけると「見つけた!今だ!!」と脳内アラートが鳴り響いて買ってしまいます。
輸入レモンに比べると、実が小さくて皮も薄い。
品質もバラツキがあるけれど、そのあたりはずれ感もくじのように楽しんでいます。
無農薬・国産レモンを選ぶ理由
無農薬国産レモンのいいところは、皮が使えることです。
塩レモンなど皮を使ったお料理を作るなら、絶対国産を買うべき。
輸入レモンとポストハーベスト
輸入レモンは、長期間の保存に耐えるために、収穫後に防かび剤が使われています。
これをポストハーベストと言います。
日本国内の農産物には使えないけれど、輸入農産物には使ってかまわないことになっています。
ポストハーベスト農薬(—のうやく)は収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤などのこと。ポストとは「後」、ハーベストは「収穫」を意味する。日本では収穫後の作物にポストハーベスト農薬を使用することは禁止されている。しかしながら米国をはじめとする諸外国から輸入されている果物等は、収穫後に倉庫や輸送中にカビ等の繁殖を防止するために薬剤が散布されることがある。(wikipediaより)}
売り場での防かび剤についての表示は昔に比べたら面積がどんどん大きくなっているし、実際消費者庁でも表示を義務付けています。
直接「防かび剤が使われているので皮は食べないでください」と書いてあるスーパーもあります。
国産レモンが増えてほしい
洗えば落ちると言われていますが、輸入の時間稼ぎのために使われているものですし、なくてもいいモノはないほうがいい。
レモンは私の食卓では嗜好品に近く、バーやレストランのように毎日必要なものでもないため、敢えて外国産レモンを買わなくてもいいかな、と思っています。
最近は広島産の有機レモンを見かける頻度も多くなってきたし、価格も昔ほどは違わなくなってきました。
価格の話ばかりするのはどうかと思いますが、無農薬国産レモンを買うことで、皮をたくさん使ったレシピがもっと増える→国産レモンが増えるのサイクルになるといいなーと思います。
皮に香り成分がぎゅっと詰まっています
で、なぜ皮にこだわるかというと、レモンの香り成分は皮に凝縮されているからです。
実際アロマセラピーのレモン精油も、皮を絞って作られたものです。
レモン、ここを使わないと本当にもったいない!
果汁を搾って炭酸で割って飲んだ後は、すりおろした皮を鶏肉と一緒に漬けこんで、ただ塩コショウで焼いたものが私の好物です。
漬けものに柚子の皮を入れるのと同じ感覚で、浅漬けもレモンの皮。
オリーブオイルに漬けて香りを移せるのもレモンの皮。
これはバーテンダーの方に聞いたことですが、飲み物の仕上げに向いた皮を二つ折りにして香り成分をグラスの上からふりかけると、最初の一口がレモンの香りでいっぱいになるそうです。
果汁絞ってあちこち削ってハゲハゲになったレモンは、最後に水に入れてレモン水。
もはや出汁扱いですが、そんなふうに最後の最後まで使おうと思えるのは、アメリカ産じゃなくてオーガニック国産だから。
食べ物は毎日のことだから、いちいちこれ大丈夫かな?とか気にせず楽しみたいと思っています。
サッパリさわやかな冷やしレモン甘酒
最近一番おいしかったレモン物は、こないだのビューティーヨガで飲んだ冷やしレモン甘酒です。
酒粕じゃなくて麹の甘酒にレモンを浮かべて頂きます。
さっぱりしてておいしかったです!
甘酒のよさはまた別の機会に譲るとして、夏場におススメの飲み物です。
レモンに直接取り付けられるスプレーも買ってみた!
こないだ、ビックカメラに行ったときについで買いしたもの。
以前ネットで見かけて気になっていたのですが、ついに現物を目の前にして買ってしまいました。
●【日本正規品】Lekue ルクエ シトラススプレー (2個セット) 62121【RCP】
果実に直接取り付けて、スプレーになるというもの。
ルクエ シトラススプレー
果実の上をちょっと切ってねじ込むだけ、らしいのですが…
どうしても曲がる。
もう一回やってみたけどズレる。
真ん中の芯のところにうまく当てられず、ずれてしまいました。
これは商品の欠陥ではなく、私の性格上の問題です。
なんとかうまくやる方法を見出します。
使ってみた感じは、細かい果汁の霧が広がってとてもよいです!
飲み物やサラダの最後の仕上げに使うと、口に運ぶときに香りがまんべんなく広がっておいしい。
果汁がかかりすぎてビシャビシャすることもなく。
それだけに、ちゃんと真ん中にまっすぐ差し込みたい…コツをご存知の方、ぜひ教えてください。