福島市内の直売所で、アスパラガス3色揃いました
福島県は全国作付面積3位のアスパラガス産地で、通常の緑色のものだけではなく白・紫も栽培しています。
中でも珍しい紫アスパラガス、たまーに直売所で見かけることができます。
出会える確率が上がるのは、午前中のお店がオープンしたての頃。
通常、ホワイトアスパラガスや紫アスパラガスは価格が高いのがネックですが、直売所だと普通の緑色のアスパラガスとほぼ同じ価格で並んでいるので手に取りやすいのもいいところです。
私が買ったのはここです↓
もし旅先で産直に立ち寄ろうと考えている場合は、ぜひ午前中にその予定を組み込んでください。
紫アスパラガスに限らず珍しい品物に出会えるのはもちろん、品数の豊富さが全然違います!
紫アスパラガスの中身は緑色です
紫アスパラガス、濃いマットな美しい紫色。ディオールのアイシャドーに入っていてもおかしくないような、品のある紫です。きれいだなぁ。
5月中のアスパラガス、福島県内の産直で買ったものはどれも皮をむかなくても生のままで十分おいしいぐらい柔らかいのですが、紫アスパラガスの場合はそれに比べると少し皮が硬い印象です。
それでも一般的に出回っているものと比べたら全然ふつう。同じぐらい。
本体そのものの柔らかさは、三つの中で1番でした。
柔らかいアスパラの旬は4月下旬~6月上旬です|今なら茹でず皮むかず食べられます
ちょこっと皮をむいてみると、中身は緑色。
上下で色が変わったまままるごと焼くのも面白いし、
シマシマに剥くのもキレイだし、
いろいろと面白い使い方ができそう。
紫色はアントシアニン(ブルーベリーや紫ニンジンなど)、茹でたり焼いたり加熱すると少し色が抜けてしまいます。
ゆで時間はできるだけ短い方がいいです。
今回、できるだけ新鮮なアスパラガスを求めていろんな直売所や道の駅などを回って行く中で、写真に載せたもの以外にも様々なアスパラガスを見かけました。
5ミリ程度の細いものから直径3センチ・長さ30㎝もあるような極太・特大サイズのものまで、本当にいろいろなサイズのアスパラガスが出回っています。
それぞれのサイズを生でぼりぼり食べているうちに、そのおいしさにだんだんアスパラガスは調理しなくてもいいものかもしれないと思えるようになってきたり、
トマトがミニトマトと中玉トマトでメニューが異なるように、アスパラガスもサイズに合わせたレシピが合ってもいいのかもなーと思うようにもなりました。
この色やサイズのバリエーションは、産地だからこそ受け取れる恩恵なのかもしれませんが、今まで茹でるか肉巻きぐらいのざっくりとした食べ方が多かったアスパラガス、ちょっと雑に扱い過ぎていたかもな…と見直しているところです。
みなさんはアスパラガス、どうやって食べていますか?