AEAJからインタビューをしていただきました
アロマテラピー検定などを実施しているAEAJさんのサイトの中にあるコンテンツ「アロマの現場」に、インタビューが掲載されました。
AEAJ会員の人たちが、仕事に生活に、どのようにアロマテラピーを取り入れているかや、どのように仕事にしてきたかなどが語られているコンテンツです。
ぜひ読んでくださいましたら幸いです。
アロマテラピーを学んで一番良かったことは何ですか?という質問に対して、父が亡くなる前にフットマッサージができたこととお答えしました。
親に最後に触ったのはいつですか?
私は数十年ぶりでした。もしかしたら子供の頃以来かもしれない。仲は良かったけれど、気軽に触れられる存在ではなかったです。
病気が進んでお喋りも厳しくなってきたときに、病床でなにか一緒にできて、両者とも気持ちが紛れる娯楽として最後まで残ったのがアロママッサージでした。
なにもかも「嫌」「いらない」な時でも、これだけはノーと言われなかったのでたぶん悪くはなかったのだと思う。
親にきちんと触れられたこと、最後まで一緒に遊べたこと、これがアロマテラピーをしてきて一番良かったことです。ほんと、良かったと思っています。
アロマテラピーを始めたのは完全に個人の楽しみだったので、まさかこんな場面で人生有数のありがたみを感じるとは思いませんでした。
何がどう役に立つかわからないものですが、自分の気分がよくなれる手段は、いつか誰かのためにもなるかもしれないので、覚えておいて損はないのだなと感じました。
最後にインタビューの内容とは直接的には関係ないことですが…
「アロマテラピーの資格って取ってどうすんの?なんか役に立つの?」はよく聞かれることですし、私も取得前に疑問に思っていたことです。
私の持っている野菜ソムリエも英検もそうなのですが、自分の生活が豊かになるための知識を、どの程度の深さで理解したかを測る目安としての資格であると思います。
「アロマテラピーが好きです、ひとまずこのぐらいの時間費やしました」の見える化。
だから取得後にそれをどう活用しているのかが、バラエティーに富んでいて面白い。
「役に立つ」が仕事になることなのか、自分の心が安定することなのか、関われる人間が増えることなのかは使い手次第。
こちらのコンテンツにはかなりたくさんのインタビューが収録されており、それぞれが人生にどうアロマテラピーを取り入れてきているのかが具体的にわかりますので、疑問解消の手がかりになるのではないでしょうか。
私は資格を取らなかったらこんなふうにクラスを行うことはおろかインタビューされる経験なんてなかっただろうので、先の父の件と合わせて、予想外のおもしろい経験ができたってだけでも「なんでも思いついたことはやっておくもんだな」の心境です。
役に立つかどうかは、未来の自分が決めるんだと思おう。
そしていつもそうなのですが、自分がなにをできるかは他人が見つけてくれることのほうが圧倒的に多い。