ふくしま食育実践サポーターで福島北高校にお邪魔します

geralt / Pixabay

福島県が食育教室に講師派遣を手伝ってくれる「福島食育実践サポーター制度」経由で依頼がありまして、水曜日は福島北高校にお邪魔することになりました。

フードデザインという、昔で言ったら家庭科の選択食物のクラスに派遣されて行って参ります。

「なんで野菜一日350g食べなきゃダメなの?」

ということを、実感を持って理解できるようにとの依頼。
このテーマは、私自身が野菜ソムリエになってからけっこう長い時間をかけて考えたテーマでもあったので、依頼があった時はとても嬉しくなりました。
今も答えを探し続けている途中ですが、現在の全力解答をお伝えしてこようと思います。
そして参加してくださる方から、新たな答えを探すヒントを教えてもらえるのではないかと楽しみでなりません。

高校生のクラスに行くのは初めてです。
今年はテレビ、ブログと初めてのことだらけ。
来月は同じ食育サポーター制度でこれまた初めて中学校へ行く予定です。
初めて続きの毎日は本当に覚束なくておろおろしますが、これまで私が野菜に関して良かったことを伝える機会を持てることをとても嬉しく思います。

高校生にとっての食事

高校生以上は、野菜の摂取量は大人と同じ量を食べるように推奨されています。
しかし自分が食べたいもの・食べるべきものを選べるのが大人だと思うと、まだまだ親に食事を作ってもらう立場の子が多いことを考えると、その食事スタイルは子供ともいえます。

卒業後、親元から離れる子が多いことを考えると、そこから脱皮するのが高校の家庭科の役割の一つなんだろうなと思います。

私も高校卒業後すぐ一人暮らし=自炊を始めました。
今思うと、電気コンロ1つのせまーいキッチンのアパートで、手際も悪いから時間もかかってたし、ろくなものを食べていなかったな。
冷蔵庫なんて本当に小さかったし、保存なんてできたもんじゃない。
だからこそ数年後と言わず、その日の夕食・明日のお弁当から少しずつ試せるようなことができたらいいな。
数年後の彼らの食事が、今よりランクダウンすることのないように。

福島県の食育サポーター制度は、学校や非営利目的の食育講座に、県が講師派遣のお手伝いをする事業です。
講師料と交通費を県が負担してくれます。
私は野菜ソムリエとして登録していますが、他にも農家さん・栄養士・郷土料理の専門家・食品会社など幅広いジャンルの方がサポーターとして登録しております。

講義形式だけではなくて、畑訪問などの体験型学習も対象です。
この夏休みに講座を開催することをお考えの方は、ぜひご利用ください。
お申込手続きなど詳しくは福島県のページ「ふくしま食育実践サポーター制度」をご活用ください をご覧いただくか、最寄りの農林事務所までお問い合わせください。

 

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィール

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