メイソンジャーサラダ、いっときの流行りで終わるのはもったいない
2015年に流行ったものといえばメイソンジャー。
ジャーサラダやレモネードをあちこちで見かけました。
メイソンジャーサラダとは…
人気沸騰中!NYで話題のジャーサラダ【大量おしゃれレシピ】キュートな雑貨アレンジも【ジャーDIY】 – NAVER まとめ
最近よく見かけるメイソンジャー。少し前からNYを起点に海外で流行、そしてやっと最近日本でも流行り始めた#ジャーサラダ #ボトルサラダ #おしゃれサラダ(今のとこ…
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アメリカのおしゃれな瓶に地層のように野菜を詰めた、持ち運べるサラダです。
とても注目を集めているその理由は、とにかく見た目がかわいいいこと。
画像検索かけて写真見てるだけで、なんとも気分が上がってきます。
私もジャーサラダレッスンを2度ほど行いました。
詰める時のコツを押さえると、キレイにおいしく+栄養価値も高いサラダに作れるよ!
流行り物は廃れるのが常ですが、このサラダを持ち運ぶ習慣は残ってほしい!
サラダもお弁当に持ち運ぼう
コンビニサラダ、そろそろ卒業しましょう!
旬の野菜、自分の体の状態に合ったドレッシング…選んで作るサラダのほうが、より自分の体を整えやすいサラダです。
これから紫外線の強くなる季節、色の濃い野菜をたくさん瓶に詰めて、日焼けと戦えるサラダを作ったり…と自分でサラダのテーマを考えているうちに、どんどん野菜の知識も増えていきます。
ジャーサラダ、自然とたくさんの種類を詰めたくなる
家でのサラダだと3種類程度の野菜で作ったりすることも多いかと思うのですが、メイソンジャーサラダだと彩りのカラフルさを求めるうちに、結果的にたくさんの種類の野菜を使うところもいいところ。
作るのが習慣になれば、冷蔵庫にも常に種類の豊富な野菜があることに。
体にいい習慣を、楽しんでいるうちに作れるのがメイソンジャーサラダのいいところです。
サラダが体にいいと思って食べるなら
カット野菜のサラダを始めとする、野菜の加工食品がどんなふうに作られているかはご存知ですか?
HACCP(ハサップ)という、食品加工をするときの国際的な安全管理手順マニュアルがありまして、それを読むと設備のことからいろいろ手順があるのがわかります。
読むと気付くのですが、食品加工における安全とか安心は異物混入、食中毒、化学汚染(残留農薬など)を防ぐことです。
栄養のことではありません。
工場で加工する製品のことなので、状態にバラつきのある素材を、設備や手順を整えていかに危険(食べて死ぬ、けが)を防ぐかが課題。
食品に求められるものの定義として挙げている3つを見ればよくわかる。
HACCP手法によるカット野菜の衛生管理マニュアルから。
「製造された食品を購入するお客様は」の前提がまた奥深いじゃないですか。単に「お客様は」じゃないの。
いろいろ検討してこうしたんだろうな。考え過ぎかな。
体にいいからモノを食べているつもりなら、加工食品はそのターゲットではありません。
需要があるからできた基準
カット野菜の衛生管理マニュアルの39ページや42ページには野菜の殺菌消毒に使われている次亜塩素酸ナトリウムのことが書いてあります。(カット野莱類の一般衛生管理:一般財団法人 食品産業センターのサイトから)
それ以外の殺菌方法や使用洗浄剤、従業員の衛生管理のことも書かれているので、ご興味のある方は是非。
読んでわかるのは、
異物混入なしで食中毒を起こさず、
残留農薬がないカット野菜を
工場で作り
幅広く流通させるため
には、これだけ洗浄と殺菌に気を使わなくては成立しない、ということです。
体にいいとか以前に、危害を防ごうと思ったらこれだけのことが必要だということ。
買って食べるのは楽するとき、体のために食べるなら作って食べる。
まずはお昼のサラダから自分で作って持って行ってみませんか?