落花生でらくらく炊き込みご飯
節分の日の食材と言えばいわしと豆。我が家では大豆ではなく落花生を投げていました。
福島県内の節分特設コーナーでは落花生の取り扱いの方が多いところを見ると、落花生を投げる人が多いのかな?大豆も売っていないことはないのですが、落花生の方がだんぜん多い。
今回作るのは、薄皮がついたままのピーナッツでつくる炊き込みご飯です。
煮豆とも違う、シャキッとしているような柔らかいような、不思議な食感の豆に仕上がります。
それだけでもいいのですが、節分メニューだったので、そぼろにした鰯を混ぜこんでます。
なので炊き込み混ぜご飯。名前は長いけれど、いつもながらやることはそれほどないです。
鰯は包丁を使わず手でひらくことができるし、最終的にそぼろにしてしまうのでお魚をさばくのが苦手な人でも気兼ねなく作れるお料理です。
2017年2月3日放送のテレビユー福島「げっきんチェック」の金曜日コーナー「野菜ビストロ|ナオトキッチン」で「落花生とイワシの炊き込み混ぜご飯」としてご紹介しました。
落花生とイワシの炊き込み混ぜご飯の作り方
米 2合
むいた落花生 1カップ
イワシ 2匹
しょうゆ・みりん 各大さじ1
生姜 小さじ1または刻んだもの少々
九条ネギ 適量
1. 落花生は殻を外し、薄皮ごと炊飯する。水の量は白米と同じ
2. イワシを水洗いし内臓を取って手開きにしてから、油を少なめに敷いたフライパンで焼く。ほぐれてもよし
3. 軽く火が通ったら調味料と生姜で味付け。
4. 炊きあがったごはんにイワシ・薬味を入れてまぜてできあがり
落花生ご飯はをあらかじめ煮炊きする必要がないので、とても楽に作れます。
薄皮の色がごはんに移って、ほんのりピンクのような茶色のような色合いのごはんに炊き上がります。
落花生の国産は1割~2割
出回っている落花生(あるいはピーナッツ)の、ほとんどが外国産です。
節分の時期は目につくところに並ぶから価格の違いがよく分かるかと思いますが、本当に価格が全然違います。
ふだん、野菜を見分ける時に「外見が美人なもの」と説明することもあるのですが、落花生については見た目が良ければいいというわけではなく、それぞれの品種によって理想形が違います。
白くて大きければいいというものではない。
特に千葉県産として多く出回っている半立という品種は、けっこう小さくて色も黒っぽかったりします。
見た目で判断できないからか、落花生はパッケージにきちんと品種や産地が書いてあることが多いです。よくよく見ることがおすすめです。
落花生にもいろいろあって、薄皮が紫色のものも。
味はふつうの落花生と変わりません。
黒っぽく写ってしまったけれど、こちら↓のほうが実際の色に近いです。
ものすごく小さいサツマイモみたいでかわいかったです。
もしこれで落花生ご飯を炊いたら、お赤飯みたいなピンクになるのかなー。