6月18日のげっきんチェックは、須賀川のキュウリ農家・小川さんのハウスへお邪魔しました。
小雨が途中降ってきたので、ハウスでよかったなーという日。運がよかったです。
いつも思うのですが、農家の男性はみなさん男らしいハンサムさん、奥様もやさしくてチャーミングな笑顔の美しい方ばかりです。
姿勢が良くて、キビキビしてて、お話も曖昧なところがなくはっきりくっきり親切に教えてくださいます。
お仕事に自信があることが伝わってきて、毎回素敵だなと思います。
キュウリをダイエットに取り入れるなら
須賀川のキュウリは、福島県民なら知ってる人が多い名産品です。
目立った栄養素はないのですが、水分の多さ・カロリーの低さはとても夏らしい野菜だと思います。
小川さんの奥様が、番組内できゅうりの佃煮を披露してくださいました。
3.5kgのキュウリが、加熱調理するとあの小鉢一杯の量にまで減ってしまうかと思うと、いかにキュウリが水分でできているかがわかります。
【農家直伝の大量消費レシピ】3キロのキュウリが小鉢1つになる キュウリの佃煮
カロリーよりも、よく噛めることが大事
モヤシも同じぐらいカロリーが低いですが、キュウリとの違いは、キュウリはよく噛んで食べるものだということ。
よく噛むことによってもたらされる満腹感は、ダイエットの大きな味方です。
同じものを食べていたとしても、よく噛む習慣をつけただけで痩せやすくなるというのは、ダイエットについて調べたことがある人ならすぐにたどり着くことです・・・が習慣づけることが難しいことでもあります。
ダイエットに関して、何かを食べればやせる・食べなければ痩せるという手法は一番とびつきやすいものですが、本当は今なにげなくしている習慣をちょっと変えるだけで変化が出てきたりすると思います。
たとえば私個人の話でも、太っているときの食べ方と痩せているときの食べ方には大きな違いがあって、
- 一口が大きい
- よく噛まないで飲みこむ
- 結果、食べるスピードがとても速くて、
- 満腹感を得られる時間までに食べる量が増えてしまう
- すぐ食べ終わってしまうので気持ちが満足せず、デザートに手を出す
という悪循環が発生している気がします。
キュウリは生のまま食べると硬いため、必然的によく噛むようになります。
もしローカロリーを生かしてダイエット用にきゅうりを食事に取り入れようとしている方は、ぜひ大きめ・長めに切って、よく噛んでから食べるように工夫してみるといいと思います。
同じローカロリーでも、スライスや千切りより、だんぜん効果が上がると思います。
現代人の大人がキュウリを食べるなら
熱して食べることで、体を冷やさない
体を冷やす野菜であることも、キュウリの特徴です。
水分の多さと、利尿作用のあるカリウムが含まれているからなのですが、この体を冷やす作用については思うところがあって番組内でも触れさせて頂きました。
夏に体が熱くなるのは自然なことに思えますが、現代のエアコン過多な環境ですと、大人の体は冷えの方が心配なのが現状です。
特に、オフィスでカーディガンやひざかけが手放せないような方は、ぜひキュウリを加熱した食べ方で食べてほしいと思います。
体を冷やす食材(食の陰陽の世界では、陰性食品と呼ばれます)は、加熱することで温める効果を持つように変えられるのです。
簡単なのは、キムチ炒め。
番組内ではゴマ油・にんにくという体を温める食材を使って炒めましたので、より「冷やさないキュウリ」に仕上がっているかと思います。
もちろん、外でたくさん遊んでホカホカのお子様には、アイスの代わりにキュウリと味噌!
育ちすぎてもおいしく食べられる
もう一つ付け加えたいのは、この食べ方は時間が経って少し柔らかくなってしまったキュウリや、畑で育ち過ぎて大きくなりすぎたキュウリでも美味しく食べられる方法であること。
キュウリを育ててる方は結構いらっしゃると思いますし、福島県内だと「夏のキュウリはもらうもの」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も去年から育てていて、収穫期には食べきれないほどのキュウリが。
特に大きくなりすぎてしまったものは、種を取って炒めて食べると、より本場の中華風に近づくと思います。
私が番組内ですることは本当に簡単なことばかりですけれど、体にいい食べ方は今あるものだけですぐできるということが伝わったらいいなと思っています。
また次回もよろしくお願いいたします。
【キュウリのほかの記事はこちら】