クリスマスのうち1日は果物のパイどうですか?
クリスマスケーキはイブ?当日?どちらに食べていますか?
2日連続食べない方は、一日をこちらのリンゴパイにしてみてはいかがでしょうか。真っ赤なリンゴの色がきれいで、くるくる丸めるだけなので小学校4年生ぐらいからなら作れるのではないかと思います。
ケーキが作れない私でも作れたし、今回初めて挑戦する奥秋アナウンサーもとってもきれいに丸めてました。
味はシンプルにリンゴとはちみつとバター。
りんごは秋から冬中楽しめる果物だから、春まで何度でも登場する機会があります!
そしてこのリンゴのバラが作れると、いろんな果物のバラが作りたくなります。
2016年12月23日放送のテレビユー福島「げっきんチェック」の金曜日コーナー「野菜ビストロ|ナオトキッチン」で「リンゴで作るバラのパイ」としてご紹介しました。
リンゴで作るバラのパイの作り方
リンゴ 1個
パイシート 1枚
ハチミツ 大さじ2
バター 10g
マフィン型(あれば)
1. リンゴを芯の部分を除いて縦にカットし、皮つきのまま2ミリ幅ぐらいで半月型スライスする
2. リンゴ、はちみつ、バターをボウルに入れ電子レンジで4分加熱(かき混ぜない)
3. パイシートの長い方を短冊状に6等分して、1.5倍の長さまで伸ばす
4. リンゴをパイシートの上に並べて丸める
5. オーブンで15分焼いたら出来上がり
マフィン型に入れると型崩れの心配がありませんが、そのまま並べてももちろん焼けます。
リンゴスライスを加熱すると色がけっこう抜けるので、きれいに作りたい方はあらかじめ皮の色が真っ赤なリンゴを選ぶことをおススメします。
ふつーのサンふじで作ると、赤さはすべて抜けて黄色のバラに。
色が抜けたら苺ジャム塗って修正しましょう、というレシピも見ましたが、私はリンゴとはちみつの味が好きだからそのまま頂きました。
スライスりんごの並べ方
半月型のスライスりんごを花びらに見立ててくるくる並べるわけですが、帯状のパイシートの上に、半分ずつ重なるように並べていきます。パイシートの幅から上にはみ出た部分が花びらになります。
ここを大きく出せばお花が大きく、少しにすれば小さいお花に。
パイ全体の高さを出したいときはパイシートの幅を広めにカットします。
お花を大きくしたい方は、
1.半月を大きめにカットする
縦長のリンゴではなく、横長のリンゴを選ぶこと。そうすると半月が大きくなります。
2.パイシートからのはみ出しを多めにとる
パイシートからはみ出す部分を大きく取れば、お花が大きくなります。ですがやりすぎると巻いている間に抜けてしまうことも。技術との兼ね合いで、よいさじ加減を。
3.パイシートはやや固めの状態で巻く
加熱済みのリンゴスライスは水分をたっぷり含んでいることから、パイシートはあんまり柔らかくならないうちの方が巻きやすく、大きな花びらもホールドしやすいです。パイシートの説明書には「作る30分前に冷凍庫から出す」と記載してありますが、暖房のきいた台所で作るなら、巻くちょっと前に出すぐらいでいいと思います。
タルト型にみっしりつめてもよかった
パイシートは型に敷き込んで、その上にリンゴだけで作ったバラを並べてももちろんリンゴのパイに。リンゴメインで食べたい人はこっちの方がおすすめ!
お菓子練習する用にもらったにもかかわらず全く使えていなかったタルト型、ようやく出番だよ…
リンゴを巻く練習になって面白かったー。
リンゴは皮ごと食べよう
りんごの栄養のいいところは、ほとんどが皮にあります。
ポリフェノールは5000種類ほどありますが、特にリンゴの皮に含まれているリンゴポリフェノールもその一つ。
リンゴポリフェノールはよい作用の幅が広くて注目度が高いのが特徴ですが、その中でも特に注目されているのは脂肪が蓄積するのを抑制する効果と、光老化(紫外線を浴びることで起きる皮膚の老化)を抑える作用です。
たいていの方がリンゴの皮をむいて食べていると思いますが、ぜひ皮ごと!
農家さんたちも、皮ごと食べてもいいように無農薬・低農薬にとてもこころと手間をかけている方が多いです。
固まりで食べると皮が気になりやすいので、今回パイにしたときのようなスライスから始めてみませんか?
一度皮付きに慣れると、もーむくのが手間で手間で(笑)楽ちんで栄養たっぷりな皮付きの世界へおいでませ。
もう一度、おいしいリンゴの見分け方をおさらい!
私の住む福島県は、リンゴの栽培がとっても盛ん。全国第5位です。
そんな福島でも有数のおいしいリンゴを作る農家さん、古山さんに教わったおいしいリンゴの見分け方。
見本となるリンゴの写真が載ってますのでぜひもう一度みて!
激甘リンゴを作る古山果樹園の熱意と知恵に学ぶおいしいリンゴの見分け方:げっきんチェック「畑にキテます」第16回
今年も私は古山さんのとこからリンゴを買いましたが、まーほんとに段違いにおいしい。甘い。
それを感じられるのは皮ごと食べてる時だと思います。
それほど甘くないリンゴ、酸味とのバランスの取れていないリンゴだと、皮の固さやエグさが気になっておいしくなく感じるのですが、それをカバーしてくれるほどの甘味と酸味が古山さんのリンゴにはあります。
逆に、皮をむいて食べると甘すぎると感じるぐらい。
特に今年感動したのは芯の近くです。
ふつう、芯の近くは苦みや渋みがだんだん感じられてくるのですけれど、そういった雑味がなくて、みずみずしいままでした。
贈答用は大玉を残すのみでそれも12月いっぱいで販売終了、家庭用なら1月に入ってもまだ買えるかも…だそうです。
手に取ってザラザラベタベタするリンゴ、ぜひ一度お試しを。
furukaju.jp
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