国道4号線沿いの道の駅あだちは上下線の二つがあるけれど、新しい下り線の方には産直ありパン屋ありということで、通りがかりについ立ち寄ってしまいます。
今日は営業時間終了間際だったからかパン屋さんは品薄でほとんど商品のない中、今まで見たことのない商品「パンの耳 30円」を発見!白鳥用に購入したのですが…帰宅してパンの耳の大袋を見ていたら…自分も食べたくなってしまいました。
というわけで、パンの耳でニラのキッシュ。
パンの耳は牛乳を混ぜて柔らかく潰して使用。柔らかさは焼く前のパイ生地を目安にしました。具材はニラ!
なんでニラ?かというと、先日のビューティーヨガ終了後に、たくさんのニラを貰っていたからです。春先は新鮮なニラが手に入っていいですよね。
臭みが強いのでは?と思われるかもしれませんが、新鮮なニラだとそこまで気にならず、また玉ねぎを一緒に使えば甘みで臭いは緩和されました。
キッシュにおける緑の具材と言えばほうれんそう、ブロッコリ、アスパラあたりが定番かと思うのですが、新たにニラもよかったよ。
ニラと卵の相性がいい理由。ニラは薬味だからです
キッシュにニラ、が相性のいい具材だというのは、往年の定番メニュー「ニラ玉」を思い出せば納得していただけるかと。ニラはそもそも卵ととても相性がいいのです。
なぜかと言えば、ニラは野菜としては葉物野菜というよりもネギの仲間、つまり薬味としての性格を備えているから。
薬味があって美味しいものは、やっぱりなんと言ってもタンパク質。お刺身+ワサビ、さんま+大根おろし、豆腐+ネギ、豚肉+生姜…卵料理もタンパク質ですから、ニラが合うのは薬味と一緒の組み合わせだからなのです。
ネギの仲間の共通点は硫化アリル
ニラはネギの仲間と書きましたが、ネギの仲間の大きな特徴は「硫化アリル」を含んでいることです。
長ネギ、玉ねぎ、にんにく…これらはみーんな硫化アリルを含んでいることから、レシピの中でもけっこう替えがが効くところだったりします。
今回は玉ねぎとニラでダブルねぎ使いでしたが、お歳暮の残りの胡椒ギンギン・ペッパーハムも入れてましたので、ダブルタンパク質に対抗、ということで。
海外ではハーブ扱い
ちなみに海外に目を向けると英語名はチャイニーズチャイブ、海外での使い方を見ると薬味やハーブとしての使い方の方が多く、日本の長ネギのように細かく刻んで、チーズや炒め物に振りかけるようなパターンをとてもよく見かけます。
特に細かく刻んでクリームチーズと合わせてスプレッドとして使うのは今すぐできそう!
ニラも、これからは彩り鮮やかな緑のネギ類の一員として、生で、あるいは洋食メニューにぐっと使い方を広げてみましょう!
ニラを使ったクリームチーズスプレッド、作りました!
出演しているげっきんチェック「畑にキテます」のコーナーでご紹介しました。
さやえんどうの間に挟んで食べるお手軽なアペタイザーです。