和風でも洋風でもおいしく食べられるカブ
私はカブが好きです。
和風のお料理でも洋風のお料理でも、そして何もしなくても、どう転んでも「まるでそれがベストの方法」のように食べられる野菜だから。
以前、鳥取県の有機・無農薬野菜を栽培しているあおぞら農園のカブを初めて食べたときには、カブなのにまるで柿みたいな歯ごたえやみずみずしさがするのを信じられなくて、「この一個だけが偶然おいしいだけかも」ともう一個かぶりついてみてからようやく偶然じゃないと理解しました。
所要時間5分。
それ以来この「柿みたいかどうか」が私の中ではおいしさの目安になっています。
それもあって、おいしいカブに当たった時は生で食べるのがやっぱりおススメしてしまいますなぁ。
カブのスライスをサラダに足したときの話↓
【過去記事】50度洗いでカブの食べられる小皿をつくろう
しかしサラダばかりでは家族も飽きてしまいますので、今まで食べた方法について書いてみます。
カブの塩麹漬け
郡山市にある、化学調味料を使わない野菜食のお食事が食べられる場所、拠りあい処空間の恵美子さんが作ってくれた、カブの塩麹漬け。
アブラナ科は解毒野菜です
カブは強い解毒作用を持つことで有名なアブラナ科の一種です。アブラナ科の野菜はほかにもキャベツやブロッコリ、菜花などがありますが春先が旬のものが多いのも共通点。
葉に栄養があることはけっこう知られているのですが、葉の部分が緑黄色野菜だということは意外と知られていません。
葉は根の部分よりも栄養価が高く、カルシウムなら根の部分の約6 倍、ビタミンC は約3 倍、β-カロテンは800 倍以上(カブの根は白いので…)も含まれているため、全部一緒に食べることが望ましいです。
塩麹漬けの場合は、もちろん葉だけをつけてもOK。
カブとベーコンの炒め物
がっつりメインのおかずとして食べる時には、こんな風にベーコンと炒めてしまって食べています。
- ベーコンとニンニクを一緒に炒めて、焦げ目をつける
- ベーコンを取り出し、フライパンに残った油でカブをじっくり焼く。
- 最後にベーコンを戻し入れてから、刻んだ葉を絡めてしんなりしたら出来上がり
塩気と油分は、ベーコンに頼って特に何も足さずに作ってます。
スモークのいい香りがするから、鶏肉や豚肉と一緒に炒めるよりも私はベーコン炒めが好きです。
カブは生でもおいしいので、それほど火が通ってなくても大丈夫。
もしほこほこの食感にしたいときはカブを焼くときにじっくり時間をかけて火を通すとよいかもです。
カブとシイタケ、麩のさっと煮
最後はやっぱり煮物。おいしいダシでさっと煮。
結局和風にもどってきちゃう。
以上、常備菜、炒めもの、煮物の三種類のカブの食べ方でした。