ポテトサラダばかりでなく、里芋もサラダに
芋のサラダといえばポテトサラダが定番ですが、それよりずっとカロリーが低く、マヨネーズを使わなくてもねっとりとした、ヘルシーなサトイモサラダはいかがでしょうか。
カリウムと食物繊維で塩分・便など体内の要らないものを出しながら、風邪に負けない潤いあるからだが作れます。1年のうちサトイモが最も安く手に入る11月に特におすすめの、体をいたわるサラダです。
里芋のネバネバサラダの作り方
材 料
【材料(2~3人分)】
サトイモ 中3個
ねぎ 5センチぐらい
梅肉 小さじ1~2
刻みのり たっぷり
1. さといもを茹でる。串がささるぐらいまで。
2. マッシャーで潰す
3. ねぎの青いところの刻んだもの、梅肉を和える
4. 刻みのりをたっぷりかける
刻みのりをたっぷりかける、としましたが、番組ではのりの上に乗せて巻いて食べて頂きました。
海苔はたっぷりな方がおいしいね!
里芋以外は家にありそうなものばかり。お酒のおつまみがちょっと足りない時なんかがこのメニューの出番です。
ネギの緑と梅の赤がくっきり分かれているほうが里芋の白とのギャップできれいなので、あんまりきっちり混ぜない方がいいと思います。
シンプルだけど5つの味覚バランスが取れてるよ
しょうゆとか入れないの?と聞かれましたが、塩気は梅干にお任せ。
塩・酸=梅干
甘=里芋
辛=ネギ
旨=海苔
とそれぞれ別々の味に分かれているから、特に入れなくてもおいしい。十分。
もちろん隠し味で何かを足すなら、あっさり香り系のしょうゆよりもコク系の味噌の方が里芋とは相性がよさそうです。
シュレッダーはさみ、海苔を切るのに便利
海苔を刻むときは、友達からもらったシュレッダーはさみを使っています。貰ってよかった!ばっしばっし切れるので、サラダやうどんの時にはかかせません。
刻み海苔はさみとしても売ってるけど、なにか違うのでしょうか??モノが増えるのはためらいますが、これはあってよかった。
パール金属 彩創 きざみ海苔ばさみ 5枚刃 HB-655
ローカロリー&塩分排出!ぜひジャガイモの代わりに
里芋の1人当たり年間の購入量は、平成17年の944グラムから、平成23年では703グラムまで減少しました(総務省「家計調査」)。
むくのが面倒だと思われているため、年々消費量が減っています。
でもローカロリーで、体の潤いを保ってくれて、排せつに役立ってくれると聞いたら食べたくなりませんか?
里芋は意外とカロリーが低く、さつまいもや山芋の半分程度の60kcal弱。ポテトサラダの代わりに里芋サラダをおススメする理由の一つがこれです。
そしてパセリ、ほうれんそうに次いでカリウムが豊富。
(カリウムは体内の余分な塩分を排出させる作用のある栄養素で、通常は夏野菜に多く含まれています)
最後にサトイモに特徴的なぬめり成分はマンナン、ガラクタンなど複数の成分からできています。
マンナン、ガラクタンは水溶性食物繊維の一種。食事中は血糖値の上昇を抑え、食後は腸を刺激して排泄を促します。
カリウムと同じく、余分なものを出してくれるのを助けてくれる存在です。体に潤いを保ちつつ、余分なものを追い出したいならサトイモで!
おいしい里芋はシマシマはっきり
このシマシマがはっきりしてるのがいい里芋。
このぐらいはっきりしたものを選んで買うと、おいしいサトイモにあたります。
皆様も冬場のサラダは、ぜひ里芋でどーぞ☆
このレシピは2016年11月25日放送のテレビユー福島「げっきんチェック」の金曜日コーナー「野菜ビストロ|ナオトキッチン」で「里芋のネバネバサラダ」としてご紹介しました。