アロマお洗濯で除菌消臭する方法|効果の高いタイミングや柔軟剤との使い方

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目次

室内干しの臭い・洗濯機のカビ対策にアロマを使おう

お洗濯の時、洗剤にちょこっと精油を足してみませんか?

洗濯槽のカビが防げて、

洗濯物の臭いもつきづらく、

洗濯機を回している間にふわ~っと精油の香りもお部屋に漂う

アロマのいいとこどり一石三鳥のアロマお洗濯。

その防カビ作用もさながら洗濯中に香りが広がるのが大変気に入りまして、朝のディフューザー代わりにこの習慣は続いています。

そのよさは徐々に広まりつつありまして、2018年6月には、テレビユー福島の朝の情報番組「げっきんチェック」でも、梅雨時期のおすすめ対策としてご紹介していただきました。

洗濯機・洗濯物まわりのカビや臭いが気になっているけどめんどうな方でも、精油を入れるだけでできるこのアロマお洗濯なら、効果がすぐ実感できるからきっと続けられますよ!

今回は一番のおすすめ精油のことや、所説ある精油を入れるタイミング、アロマお洗濯の注意点などについて網羅していきます。

アロマインストラクターがレッスンでお伝えしている「アロマお洗濯についてのすべて」です、このページを読めばアロマお洗濯についてまるわかりです!

アロマお洗濯とは

そもそもアロマお洗濯とは、ふつうのお洗濯にアロマテラピーに使うエッセンシャルオイル(精油)を加えるお洗濯の方法です。

準備するものは精油のみ。

下準備もなにもいらない、瓶に入っている精油をそのまま洗濯のときに加えるだけ。とっても簡単!

期待できる効果

  • 洗濯機の防カビ・消臭
  • 洗濯物の臭いをつきにくくする
  • 洗濯機の周辺がいい香りにつつまれる

洗濯機本体と、洗濯物の除菌・消臭ができるのが主な効果。

洗濯物に嫌な臭いがつくのは防ぎますが、一般的な柔軟剤のように洗濯物そのものに香りを付けることはできません…(干している間に香りの成分がとんでしまうから)

もし洗濯物そのものに香りをつけたいなら、アロマストーンに精油を数滴たらしたものと一緒にタンスにしまうとほんのり香りづけできます。

しまっている間の防虫もできるから、アロマお洗濯にプラスしてぜひ試してみてください。

アロマお洗濯の方法

アロマお洗濯の方法は本当に簡単で、

洗濯を始める時に、柔軟剤投入口に3滴~5滴入れる

のが、私がこれまで読んできた精油を使ったお洗濯についての記事や本を見る限り最も一般的です。

たったこれだけですが、エッセンシャルオイルに含まれる抗菌成分のおかげで、洗濯機・洗濯物に防カビ・消臭作用が期待できるのです。

柔軟剤と一緒に使えるの?

柔軟剤と一緒に使うこともできます。

ですが、もし消臭や抗菌だけが目的ではなくアロマの香りを楽しみたい方は、柔軟剤を無香料に変えた方が良いと思います。

今までお使いの柔軟剤が香りの強いものの場合は、香りがバッティングするので純粋にアロマの香り…とはいかないからです。

無香料柔軟剤はニーズが増えているからか、けっこういろいろ出てます。

その他、赤ちゃん用の柔軟剤も香りが弱めで買いやすいのでおすすめ。

とくにこのベビーソフター、どのドラッグストアの赤ちゃんコーナーにもあるんですが、ほんのりうす~い石鹸の香りがエッセンシャルオイルにとってもマッチ。

かなり柔らかく抑えめに、ハーブ石鹸のような香りに変身してくれます!

柔軟剤を全く使わないお洗濯も可能で、

  • ラベンダー精油を使うと、衣類のふんわり感も出やすい
  • お酢を水45Iに対して50ml入れると柔軟剤の代わりになる

とも言われていますが、衣類のフワフワ感を求めるならやっぱり柔軟剤にはかないません。(吸水性はいいですよ!)

柔軟剤あるナシ問題に取り組むのは、アロマお洗濯が本当に気に入って、もっと香りを楽しみたい気持ちが高まってきてからでよいのではないでしょうか?

まずはいまのお洗濯方法に精油を足すことで消臭・防カビの効果を実感して、アロマお洗濯がずっと続けられる習慣になってからでも遅くない!…と「長く続けられる」アロマのある生活を広めたい私は思います。

精油を入れるタイミング

イランイラン×ゼラニウム×グレープフルーツ

イランイラン×ゼラニウム×グレープフルーツ

アロマお洗濯に使う精油の量は3滴~多くても5滴までというのがどの方法でも共通でしたが、入れるタイミング・場所については諸説さまざまあります。

最も一般的な最初に柔軟剤投入口に入れる方法の他にも、私がこれまで読んだアロマ本や記事の内容を総合すると、だいたい以下のバリエーションがありました。

・最初から・すすぎの時に水に直接入れる

・最初から洗剤と洗剤投入口に入れる

・最初から柔軟剤と一緒に柔軟剤投入口に

・普段の柔軟剤をやめて精油のみ

・お酢を柔軟剤の代わりに使って精油を足す

いつでも・どこでも大丈夫なようですが、これは「得たい効果と目的による」と私は考えました。

やはり入れる場所に近いところで精油はよく働く

ことを自分で感じたからです。

衣類の臭いを抑えたいなら水に直接入れたり、すすぎの段階など後半戦で入れ、

洗濯槽の臭いが主なら洗剤や柔軟剤の投入口に最初から入れる

とよいのではないでしょうか?

またすすぎの段階で入れた方が洗いあがった衣類へ香り(つまり精油成分)は残りやすいため部屋干しオンリーの方にはおすすめですけれど、干している間にほとんど飛ぶので残り香りでの差はほとんどないかな、と思います。

柔軟剤投入口のもわもわが消えた

上のようなことを感じたのは、ティーツリーでのアロマお洗濯を続けていて、うちではおもわぬボーナス効果があったからです。

うちの洗濯機の柔軟剤投入口は、柔軟剤の残りカスがもわもわとこびりついていてなかなか落ちないでいたのですが、ティーツリーを柔軟剤投入口から入れて数回洗濯しているうちにいつの間にかスッキリ消えていました。

いったい何がどうなって?かはわからないのですが、もしかしてあれもカビの一種だったの?

以来、私は柔軟剤投入口がメインゲート、あとは「バスマットやタオル類など、抗菌したいようなものの時は最初の洗剤と一緒に等その時々の目的に合わせつつ変えています。

実際、衣類が抗菌できているかどうか確かめるすべは持ちませんが、

・洗濯槽の臭いやカビの気配がそれ以来ない

・冬中室内干しでしたが臭いがほとんどつかなかった

・柔軟剤投入口がきれいなままでいる

ことから、衣類も同様に抗菌されていると予想しています。

アロマお洗濯に適した精油

抗菌・抗カビにはティーツリー

カビ由来の臭いを抑えるには、抗菌系の中では最強のティーツリーがおすすめです。

水虫にすら使われる精油、と言ったらどれほど頼りになるかが伝わるかしら。

いつもならマッサージなどお肌に直接つく使い方をするのでグレードの高いスキンケアクオリティの精油をおすすめしているのですが、今回はお洗濯なのでクオリティよりもコスパと量を重視してます。

お掃除・お洗濯目的ならたくさんあってもぜんぜんいいかもと、洗濯ごとに使うようになった今なら思うので60ml入り。

化粧水やボディオイルのようにお肌に直接触れるものではないので、買うときの最低限の守るべき事項を満たしているものの中ならスキンケアクオリティのものまでいかなくてもいいかなとも思います。(もちろん偽物とか保存状態がよくわからないようなものは避けましょう)

ほんとは何でもいいもの使えればいいのですけれど、メリハリ効かせて長くうまく付き合いたいものです。

抗菌といっしょに空間浄化もしたい時のアロマ

ティーツリーの他には抗菌・空間浄化が得意なユーカリ、ラベンダー、ペパーミントがおすすめです。

とくにユーカリとティーツリーはどちらもフトモモ科で、植物的に似ているので、作用もおおむね似ていると思っていただいてOK。

ユーカリはティーツリーに比べて皮膚についたときの刺激が強いので、取扱は注意です。

ユーカリは実に利用度の高い精油です。深い呼吸を誘ってストレス解消につなげられる精油としての話を書いたりもしていますので、ぜひ合わせてお読みください。

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アロマお洗濯に向いていない精油

お洗濯に向いていない精油は、色がついた精油。

精油は透明なものだけではなくて、一部茶色・オレンジ色などのものがあります(かんきつ系など)。

そういう精油は衣類のシミの元になりますので、避けるのが無難です。

もう一つは、精油(エッセンシャルオイル)ではない、アロマオイル。

100均一などで売っているアロマオイルは精油ではないものがほとんどですので、買うときにラベルをよく読んでくださいね。

アロマディフューザー並みに香りが広がります

アロマお洗濯をすると洗濯槽が回転してディフューザーみたいに香りを拡散しているからか、洗濯機の置いてある場所から廊下や続きのお部屋までふわ~っと香りが漂ってきます。

柔軟剤は強い香りがずっと衣類に残るのが苦手で香りが弱いものを選んで使っていましたが、洗濯中に抗菌系のスッキリ爽快な香りが漂うのはウェルカム。

精油がもたらす香りは、洗濯物が乾いてしまえば消えてしまいます。

干す間までスッキリ香ってくれて、洗濯物干しが上機嫌に行えるのがうれしいです。

しかしこの朝から香りがふわ~っと家じゅうに漂う瞬間がとっても心地よい!

アロマお洗濯がずっと続いているのは、じつはこの毎朝さわやかな時間のおかげかもしれません。アロマお洗濯のときは、ぜひ洗濯室の扉を解放しておいてくださいませ。

ディフューザーの掃除も面倒な人(特に超音波系)にはもってこいの香りの楽しみ方です。

お部屋に香りが広がる…その心理作用

ティーツリーの香りはピリッとした薬草のような香り。心理的な作用としても、神経に刺激を与えて、意欲を高めて行動をうながすような心理作用があります。

気合い入れて頑張れ!みたいな感じ。

ユーカリなら、ティーツリーの作用に加えてネガティブな感情をプラスに変えてくれる心理作用もあります。

落ち込み気味のときは、ユーカリに変えるのもいいですね。

以上、洗濯槽のカビ解消と同時にお洗濯の時間が意欲を高めてくれる行動的な時間になる、ティーツリー精油を使ったアロマお洗濯についてでした。

じめじめした時期も気持ちよくすごしましょう!

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この記事を書いた人

野菜ソムリエ/アロマテラピーインストラクターの主婦。「リラックスした状態こそ一番いい自分が出せる」「いい香りに浸りながら不安にはなれない」「穏やかな心はシンプルな食生活から」の思いで、簡単・手軽に楽しく暮らせる方法を発信しています。詳しいプロフィールはこちら

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