問題集はこの2冊
新制度移行後の、マークシート試験のみに変わってからの試験対策についてです。
ネット上にはまだ旧制度についての情報が多いので書いてみます。
私は新制度に移行してから受験して合格しました。
その時に使ったのは、必須履修科目を学ぶスクールの先生に教えてもらった2冊だけです。
アロマテラピーインストラクター試験対策&問題集 第三版
この本はとても有名です。
制度改正前も、まずはこの本を買えと言われていたもので、一時期は入手困難でプレミアもついていたことがあった気も。
「5週間前でも間に合います」って帯に書いてありますが、本当に間に合った!
(しかも、間違えて改正前のやつを買ったのに)
みんな苦手な解剖生理学は、この問題集に使われている図を覚えるのが一番の近道ではないでしょうか。
アロマテラピーインストラクター試験対策問題集―生徒の合格率100%
こちらはもうすでに廃刊なのか、中古で1円出品されているものだけしか取扱がありません。
ユーザーレビューにある通り誤植や間違いもありましたが、それは自分で「これは間違いだろう」と認識できる範囲だったため、問題形式やまとめかたがシンプルでわかりやすい、という美点が上回る本でした。
特に歴史分野の年表は役に立ちました。必要最小限のみです。
上記2冊についている問題を、8割以上できるようになった段階で合格できました。
ほかの本は使っていません。
試験対策は本当にこの2冊のみです。
新試験制度で通学できてよかった
アロマテラピーインストラクター試験は、2014年3月から制度が変わりました。
旧制度では 1次マークシート+2次筆記
新制度では 事前に認定校での必修科目履修+マークシート
となり、スクールに通わず独学のみでの受験はできなくなりました。
私が必修科目を受講したのはエコール・デ・クルールの郡山校です。
25時間で税込54,000円。
ふだんは何でも独学・試験一発が好きな私ですが、このアロマテラピーインストラクター試験に関してはこの制度になって通学できてよかったな、と思いました。
教科書や問題集に載っているベースのところに加えて、その知識をどう現場に応用していくかを含めて教えてもらえるから
です。
必須科目を学ぶ認定校は、受検予備校ではありません。
試験のポイントももちろん教えてくれますが、それを知ればこういう提案ができるのか…という、本当に「インストラクターとして必要なこと」を教えてくれるイメージでした。
ほかの学校もそんなかんじでしたでしょうか。
以下、他のよかったところ
・精油の特徴は感覚的な部分もあるので、先生の話や同級生の話があると記憶しやすい
・45分講義を行うプレゼンの時間があり、それに対する評価をもらえる
試験に対して点数をつけるのは一人でもできるけど、行動や作成物に対する評価を直にもらえる機会ってなかなかない。
特に自分でクラスを運営するようになったらそう。
香りに対しての評価もそうで、毎日自分だけで使っていると、精油に対しての思い込みも強くなっていきます。
それをスクールで、先生や同級生の力を借りて修正できるチャンスがあってラッキーでした。
54,000円は正直安かったと思っています。
勉強法は分野別で自分の苦手を把握する
基本的な勉強法は、アロマテラピー検定のときと一緒。
【過去記事】アロマテラピー1級・2級独学のコツ:こうやって勉強しました
自分の現状をチェックしてから、分野別に取り組む。
勉強は量より質だと思うので目安の時間はありません。
「8割」という合格ラインに向けて、5問しかやる時間がないならそのうち4問取れるようにする。
その繰り返しだと思います。
次回のインストラクター試験は3月。まだまだ時間ある!
たったこれしか使わなくてもできたのか、と誰かの勇気になったら嬉しいです。