福島市水道局だより『SuRiKaMi』2021年5月・6月号にレシピが掲載されました
福島県の県庁所在地・福島市。
桃を筆頭にくだもののおいしい街なのですが、実はなんと水道水がおいしい街です。
というのも福島市の水道水は、実はモンドセレクション金賞・国際味覚審査機構「優秀味覚賞」のダブル受賞をしているほどのおいしい水。
通常よりダシがぐぐっと出やすい超軟水なのです。(詳しくはこちらの過去記事をどうぞ)
そのおいしい水を生かした「べジブロス」という野菜のお出汁の作り方を、今回も水道局の広報誌『SuRiKaMi』でご紹介していただけました。
べジブロスって何????と言う方、簡単で、野菜を無駄にするのが減って、さらに健康になれる超便利なおだしです!
以下、簡単すぎる作り方を書いていきますのでぜひ最後までお読みくださいね。
野菜クズで作れる「野菜ダシ」べジブロスとは?
ざっくり言うとべジブロスとは…
普段捨てている野菜のはじっこたちを
500g(両掌一杯あふれるくらい)
水1リットル(とあれば酒小さじ1)で
30分弱火で煮だす
ことでできる、野菜のおだしです。
野菜の栄養や香りは、皮や根っこ・頭の部分(生長点)の近くにぎゅぎゅっとたくさん含まれているのですが、普段のお料理では捨てられがちなのが事実。
それをとりこぼさずにまるごと頂くのがべジブロス。
出来上がったダシには、わかめや干しエビなどの乾物、ネギや大葉などの薬味、そして塩や味噌を加えれば即栄養満点のスープの出来上がり!
私のおススメは、べジブロスを使って作るトン汁です。豚の油に負けないぐらい野菜ダシが濃くなって、いつもの何倍もおいしく感じました。
スープが面倒ならごはんを炊くのに使ってもいいし、即席ラーメンのスープにすると本格的な味になるなど使い方はさまざま。
こんなかんじの粉末野菜ダシをすでにお使いの方なら、すぐいつものお料理に取り入れらるかとおもいます。
↑こちらの茅乃舎さんの野菜ダシはセロリが入っていてけっこうその香りが強めでした。
べジブロスに欠かせない玉ねぎの皮は、本体よりも栄養たっぷり?!
べジブロスに必須の玉ねぎの皮は、抗酸化ポリフェノール・ケルセチンがたっぷり。
ケルセチンは玉ねぎの苦み成分のことなんですけど、よく玉ねぎが血液をサラサラにするとか、生活習慣病を予防してくれるとかいうときは、このケルセチンの作用のことを指しています。
このケルセチンは、じつは実よりも皮の方に多く含まれていて「玉ねぎの皮茶」として飲まれているくらい。
玉ねぎの栄養を摂りたいなら、実よりも皮。
紅茶専門店ルピシアの玉ねぎの皮茶も、お塩入れたらそのままスープになるくらいおいしいですよ。
もし初めてべジブロスを作るなら、カレー作りながらやってみる
もしべジブロスに初挑戦してみるならば、ねらい目は、カレーを作る時です。
その時に出る玉ねぎの皮・ニンジンの頭、夏野菜カレーならナスやピーマンのはしっこもいいですね。
そして付け合わせのサラダに使うトマトのヘタあたりをまとめてカレー鍋の隣でぐつぐつ煮るのです。
そうすると!カレーと同時にべジブロスの出来上がり。
付け合わせのスープの材料にもなるし、次の日の朝のお味噌汁に使ってもいいし、翌朝のご飯を炊くときの水に加えてもよし。
もしべジブロスを作ってみてもいいかな?とお考えの方、ぜひカレーの時に思い出してくれたら嬉しいです。
福島市の水道水「ふくしまの水」もぜひお試しください
そして最後に…
福島市の水道水「ふくしまの水」はペットボトルになって市内の駅やコンビニだけではなく、現在はウェブサイトや首都圏でも購入できますので、福島市のおいしさの源もぜひ一度お試しください!
福島市水道局 ふくしまの水 500mlPET×24本(1ケース)
繰り返しになりますが「ふくしまの水」の硬度は15~18mg/ℓの超軟水。
これは一般的に軟水と言われる日本の水道水の平均50mg/ℓよりも、ずーーーーっと低い数値です。
日本国内で販売されている様々なご当地水のボトルをまとめて見せて頂く機会があったのですが、福島市ほどの軟水はなかなかお目にかかれません。本当にレア。思っている以上にレア。
遠くにお住まいの方も、ふるさと納税でももらえますよ!
【ふるさと納税】No.0204 ペットボトル『ふくしまの水』500ml24本
そして、ぜひ一度福島市にお水を飲みに来てみてくださいね!