からだを大切にしながら、忙しい毎日の中で手早く美味しいお弁当を作りたいと感じていませんか?
そんな方のために、旬な野菜を使って、安く手軽においしく作れるお弁当おかずを、福島市の水道局だより『SuRiKaMi』に連載中です。今回は、福島市の水道通水100周年を記念して、福島県100年フードに認定されているいかにんじんを作りました。

👉 いかにんじんを作りたい方は、今すぐレシピをチェック!
福島市水道局だよりSurikamiバックナンバーからご覧くださいませ。
この記事では、掲載時に書ききれなかったメリットやコツなどを追記します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ハレの日だけではもったいない!いかにんじんを常備菜にしよう

いかにんじんは、冷蔵庫に常備しておけば食卓に一品プラスできる便利なおかずです。常備菜として1週間程度保存がききますし、晩酌のおつまみやお弁当、おにぎりの具にも大変重宝します。
さらに、「にんじんとスルメ」というシンプルな材料のみで作れるため、経済的な上、余計な添加物も入りません。
忙しい方でも作り置きしやすいので、健康を気づかう方や家族に野菜を食べさせたい方にもぴったりです。
家庭ごとの差が楽しい!自分だけの味を見つけて

今回のレシピ作成にあたり、多くのご家庭のいかにんじんの作り方をヒアリングしましたが、本当にさまざまなバリエーションがありました。
- タレはだし醤油やめんつゆだけで簡単に済ませる家庭。
- みりんや砂糖を入れて甘めに仕上げる家庭。
- スルメのゲソを入れる・入れない、にんじんを湯引きする・しない など…
「我が家の味」があるのが、いかにんじんの魅力。伺ったどれ一つとして同じものがありませんでした。
自分好みのいかにんじんがこれからの100年間のいかにんじんになりますよ!
失敗しないいかにんじん作りのコツ
作り方がだれもが異なるように、失敗はよっぽど調味料を入れすぎた以外には、あるようでほぼないです。
ただ「スルメが固くて食べづらい」「小さなお子さんやお年寄りにはちょっと…」というお声も、よく耳にします。そんな時は、このひと手間でグッと食べやすくなります。
- にんじんは熱湯をかけて湯引き
- スルメは米のとぎ汁に少し漬けて戻す
また、お酒は「料理酒」ではなく純米酒を使うと、余計な塩分が加わらないので味がぼやけず、風味豊かに仕上がります。
いかにんじんにおすすめの品種

王道は細長い「長にんじん」ですが、もしお近くで見かけたら「アロマレッド」という雪下にんじんもぜひ試してみてください。
これはニンジン農家さんからのご推薦情報なのですが、甘みと香りの高さが特徴で、いかにんじんをワンランク上のごちそうにしてくれます。
まとめ:自分らしい一品を楽しんで

「いかにんじん」は、ご家庭ごと・代々受け継がれる唯一無二の味があります。ぜひ、今回ご紹介した武田家のレシピをベースに、ご自身の“家庭の味”を追求してみてください。
この記事では、掲載時に書ききれなかったメリットやコツなどを追記しました。いかにんじん作りの参考になれば幸いです。ぜひご家庭の味と比べながら、あなただけのオリジナルいかにんじんも探してみてくださいね!
【参考】
農林水産省「うちの郷土料理」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/30_1_fukushima.html