手作りスプレーのための精油選び
手作りヨガマットスプレーを作るときのコツ、として、前回は出来上がりのアルコール濃度について記事にしました。
スプレーの作り方については以下の記事をご覧ください。
手作りヨガマットスプレーの作り方|おすすめのエタノール濃度は20%
脱ファブリーズ。体に合った香りで除菌消臭スプレーを作れば一石二鳥
今回はその他の材料の事。
香りや作用をフレッシュに保つには、どう材料を選んだらいいのか?
特にこれから初めてスプレーを作る方、新たに精油を買い足してみようとお考えの方に読んでほしい内容です。
心と体をほぐすためのスプレーの、成分をフレッシュに保つための材料選びについてです。
材料選びのヒント【精油編】
まず一番重要なことは、使用期限が切れていないフレッシュな精油を使うことが大切です。
ただ精油は通常、小さいものでも1本5ml~で販売されていますが、1滴=0.05mlなのでこれって100滴分。
3種類ブレンドすれば300滴になってしまい、スプレーボトルが30本も作れてしまう計算です。
開封後はかんきつ系なら半年、それ以外も1年程度、長いものでも2年ぐらいが目安と言われています。
香りを効果的に楽しむためには、この期間内に使い切ることも大切なことです。
スプレーだけを試しに作ってみたいな~という方は、少量ずつ入っているトライアルセットを上手に使ってみてはいかがでしょうか。
生活の木 トライアル ハッピーノーズセット
例えばこれは、1ml(20滴)ずつ、ユーカリ、ティトゥーリー、ペパーミントの3種類が入っています。
「ハッピーノーズ」の名前の通り、花粉症などの時期の鼻の通りをよくする組み合わせなのですが、実はどれも殺菌効果が高い精油でもあり、特に洗濯機のカビ防止に、私はティーツリー精油を使っています。
洗濯機も洗濯物も臭いがつかない・カビない、アロマお洗濯
ユーカリは、息苦しいほどのトレスにお困りの方に勧めている精油。
ヨガに行ってなにより深呼吸できることが嬉しいかたにならきっと合うはず。
日々のストレスで息苦しい方へ|ユーカリで深呼吸しよう
トライアルセットの瓶はドロッパータイプではありませんが、スポイトがついているから1滴ずつ落とせます。
全部合わせて6本分のスプレー材料。これならできあがった使用期限が1か月としても、6か月以内に全部使い切れる組み合わせです。
単体の精油を1本買ってずーっと同じ香りで行くのも一途で素敵ですが、精油のバランスを変えてブレンドを楽しむのもまたアロマテラピーの妙。
しかも、レアオイルセットなどもあるからあながち初めての方だけにおすすめでもない!
生活の木 トライアル ローズ セット
高級精油のローズ。ダマスクローズ、ダマスクローズAbs.(モロッコ産)、ダマスクローズAbs.(ブルガリア産)が各0.3mlずつ。
量は少ないけれど、ダマスクローズは1mlで3000円~を思うと、試しやすい。
柚子、しそ、月桃の和の香りのほうは0.6mlずつでした。
以前、アロマ環境協会主催のフレグランスコンテストに行ったときに、受賞レシピにけっこう和の精油が盛り込まれていたのを覚えています。
その土地のイメージを香りにするのコンテストだったので日本的な演出のために使われたのかな?と想像しますが、こんな新しい香りもトライアルで買ってみて加えると、スプレーに自分らしさがぐぐっと加わる。
香りと記憶を紐付けるには、こんなオリジナリティを加えるのもポイントです。
【過去記事】今日あったいいコトを、香りに置き換えて記憶しよう:アロマと記憶
材料選びのヒント【ボトル編】
精油は直射日光に当たらない方がいいこと、
油分なのでプラスチックボトルは溶かす可能性があることから、
ボトルはガラス瓶、できれば遮光がいいんです。
100均一のプラスチックボトルを使うなら、もったいないけど使い捨ての気持ちで。
透明ガラスボトルなら、早めに使い切りましょう。
遮光瓶 アトマイザー(スプレーボトル) 50ml アンバー 3本セット 【 春のアウトレットセール 35%OFF 】
緑もいいね!
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以上、精油とボトルの選び方でした。
この2つを上手に選べば内容が劣化するのを防げます。
どんなに体によさそうなナチュラル成分でも、劣化していたら元も子もありません。
気持ちよく息をするためにも、ちょっと気を付けてみてくださいませ。