ちょっとだけ蜜ろうクリームを作りたいときに知りたかったコト
アロマクラフトを始めるとき、材料の計量で「これ、どうやって量るの?」と迷った経験はありませんか?
手作り化粧品のレシピを見ていると1g~のとても少ない単位で材料を使うことがよくありますが、家にデジタルスケールがない場合はこれが量れません。
特に蜜ろうは粒状で販売されていることが多く、1粒あたりの重さがわかればもっと手軽に作れそうなのに…と感じることもあるはずです。
なので、初心者から上級者まで人気の生活の木の蜜ろうの、1粒の重さを計ってみました!
この記事では、蜜ろう1粒の重さの目安や、初心者の方でも簡単に計量できる方法を丁寧にご紹介します。
これを読めば、計量の不安が解消され、もっと気軽にアロマクラフトを楽しめるはずですよ。
ぜひ最後までチェックして、ちょっとずつ蜜ろうクリームを作るときの参考にしてください。
0.01gから量れるデジタルスケールを使いました
私が使っているのは、0.01g~500gまで量れるデジタルスケール。蜜ろう一粒から大き目カリフラワーぐらいまでいける!
以前は、iphoneSEぐらいのポケットサイズのものを使用していましたが、アロマクラフトが進むにつれてだんだん容器サイズが大きくなっていたのでこちらに買い換えました。
小さい使い切りサイズを作成する方には、ポケットサイズでも全然いけます。しまう場所を取らないのでそちらもお気に入りでした。
今回のサンプルは生活の木の蜜ろう
今回まずはかるのは、精製した白い蜜ろうの一粒。未精製の黄色はのちほど。
一粒、って丸じゃなくて半月型でした。左側の半月型のものを一粒として考えます。
右側のは二つくっついているもの。けっこうこんなふうにくっついているものが多かったのですが、これは二粒として考えます。
で、一粒ずつ量ってみました!
…そしたら反応が出ない。
そこで今回は、5粒ずつまとめて量ることに方針変更。
1回目、0.1グラム。
2回目、0.13グラム。
これを20回繰り返して…
測定結果は…
20回量って、5粒の平均は0.12gでした。
1gあたり約43粒
が参考値かな?
意外と多かったです…20粒ぐらいかと思っていました。
各メーカーによって粒の大きさは異なりますので、あくまで生活の木のパッケージでの数値だということを御了解くださいませ。
未精製(黄色)も量ってみました
白いほうは花粉や不純物などを取り除いた精製済みの蜜ろうですが、天然成分がそっくり残っている未精製(黄色)の蜜ろうも販売しています。
精製と未精製、粒の大きさがだいぶ違うのです。
しかも、未精製は一粒ずつの大きさも結構まちまち。
一粒の大きさのばらつきが大きいのですが、大きくても小さくてもランダムに5粒ずつ選んで20回ずつつまみとる方法で、今回も量ってみます。
これが一回目。精製がだいたい0.1-0.13ぐらいのレンジに収まったのに比べると、倍ぐらいありますね。
ちまちまと20回繰り返します。
結果はこのような感じでした。最少が0.18g、最大が0.25g。
生活の木・未精製みつろう1粒の重さは…
20回量って、5粒の平均は0.21gでした。
1gあたり約23粒
こっちは一粒が大きいため、比較的飽きずに数えられる範囲内の数字に収まりました(すぐ飽きる)。
粒の大きさの違いでだいぶ変わったので、ほかのメーカーが出している蜜ろうだとまた変わるのでしょう。
くどいようですが、あくまで生活の木の蜜ろうについての参考値だとご理解くださいませ。
小さい容器に作る蜜ろうクリームレシピ
旅行用のクリームケースのサイズが、だいたい10ml~20mlの範囲。
そのぐらいの大きさで作る蜜ろうクリームが、精油の香りをぎゅっと閉じ込める練り香水には最適です。
蜜蝋 1g
キャリアオイル 5ml
精油 2滴
ペットボトルキャップは規格が統一されていて、満タンで7.5ml入るのだそう。5mlは3分の2。目分量ですが、せっかく秤なしでいくなら最後まで!
- 蜜ろうとキャリアオイルを混ぜて電子レンジで30秒~1分あたためる
- 溶け切らないときは、様子を見ながら10秒ずつ時間を足す
- 溶け切ってから精油を入れて混ぜる
- そのまま冷えるまで放置して、固まったら出来上がり
蜜ろう1gは溶けるとだいたい1.2-1.3mlに、
精油1滴は0.05mlですので、
が出来上がり容量です。
容器選びのご参考までに。
好きな香りを持ち歩こう〜
【計量スプーンがある方はこちらも必見】
【蜜ろうクリームのことはここで書いてます!】