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アロマテラピーの精油と香水、どっちをいつ使うか問題の答え

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過去の香水をお部屋の香りに使ったら、忘れていた記憶が甦った

アロマテラピーを普段の生活に取り入れるようになってから、香水の出番は激減しました。

仕事で出かける先で食べ物に触れるシーンも多くなったことも理由の一つです。
出かける時にたまに持ち歩く以外は、すっかりしまい込んでいました。

そこで年末の大掃除に気持ちが向き始まった12月、出番のなくなった香水はお部屋の香り用に、リードディフューザーへとリサイクル使用したのがつい先日です。

【過去記事】使わない香水で作るリードディフューザー濃度調整のコツ【ルームフレグランス】

部屋に漂うのは、過去に使っていた香り。

それを香っていたら、ふとした瞬間に思いがけない記憶がよみがえってきました。

 

私たちは目に見えなかったことを覚えている

香水からよみがえってきたのは具体的な出来事やシーンではなくて、そのころ住んでいた部屋の温度や空気の感じ、仕事から帰ってドアを開けたときの気分など、とても体感的・肉感的ともいえる記憶です。

目を開けていないと覚えていられないこと(人の顔や着ていた服、家具の配置)ではなくて、目を閉じていても覚えられることが思い出せる。

私の場合は冬の繁忙期に使っていた香水を使ったため、さむ~い外から疲れ切って帰ってきたときの自宅の部屋の空気のことや、その頃の気分の明るさ・暗さ・情念の濃さを思い出しました。

それは文字に直しやすいこと・直しにくいことに置き換えられます。

日記やメモ、人に話して記憶できることは目に見えたことが中心になりがちです。
味やにおいなどの目に見えないことを伝えるのは本当に難しい。
だからこそ他人(それは未来の自分も含めて)に伝えきれないことを、長い時間を経て覚えていられたことにとても驚きました。

もともと嗅覚は脳の本能を司る部分を刺激すると言われているのが、体で理解できたような気がします。

過去にこんな記事も書いていましたが、これは自分が思っていた以上に心に働きかけるものだと改めて。

 

複雑さとオリジナリティは香水に任せる

香水と自分で作るブレンド精油の一番の違いは、なにより複雑さだと思います。
香水に使われている香料の種類は精油とは比べ物にならない数がありますし、それだけに出来上がる香りはオリジナリティに溢れている。

精油を使って香水を作ることもできますが(AEAJ日本アロマ環境協会もフレグランスコンテストを実施してます)、香水ほどくっきりと違う香りをいくつも作ることはできないでしょう。

その複雑さがもたらす「はっきりとした特徴」ゆえに、私はあの時期のあの気分をきちんと切り取って覚えていられました。

写真ではできないひっぱりだし方。音楽がそれに近い気がしますが、それよりさらに肉感的な記憶で、なによりよみがえり方が唐突で不意をつかれるところが嗅覚だけの特徴です。

それを思い出せたことは、私にとっては思いがけず嬉しいことで。
香水使わなくなってましたが、こういうことが後々楽しめるかと思うと、いろんな節目や旅先で香水を買って使う習慣を取り戻してみようかと思えてきます。

現在形・進行形にも似た、日常生活での気分転換やコントロールはアロマテラピーに任せる。
そういう日々をもっと大きな記憶の枠に納めていくのは香水の役割かな、と。

どちらか一方だけに寄らずに付き合いたいが、どういう発想でいくのだろう?と長らく迷ってきた答えが、リードディフューザーを作ることで出ました。

あーすっきり。

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読み物としても面白い香水ガイド本

もう一度香水使いたいな、と思って引っ張り出してきたのは香水本。
なにか新しく香水を使ってみようかな~という方にぜひ一度お読みいただきたい本です。

以前の私は海外旅行に出かけては香水を買い、ボトルがかわいいと思えば買い、なにか気分やテーマが変わったと思えば買い…という要は一般的な香水好きで、集まったきれいなボトルを並べてうっとりしていました。

そのころ寝る前に必ず読んでいたぐらい夢中になっていました。

続編も出ています。

この2冊はMITの嗅覚研究者と、熱烈な香水コレクターの作家の共著。
匂いの本職と文章の本職の書いたガイドのため、ふつうなら言葉に直すのが難しい匂いの話であるのにも関わらず、読み進めるうちにどんどん頭の中にその香りのイメージが広がっていく言葉で書かれています。

すごい熱量・情報量で、いわば香りのグルメガイド。
一つ一つの評価は短いけれども、とにかく数が多い!
短いけど多い、これが寝る前にはまってしまう理由でもあります。

しかもとんでもない辛口なので、褒められているものもけなされているものも、今すぐ試したくなる。
映画は見ないのに、映画評論家の町山智浩さんの映画批評@たまむすびは見た気になるからすごく楽しい、というのに似ています。
お休み前の仮想香水体験です。

邪道ですが頭のいいフランス人の思いつく、けなし言葉のバラエティーを死ぬほど読める本としても面白い。

その香水を知っているか知らないかは関係なく、なんなら香水が好きでも嫌いでもどちらの方でも楽しく読めますので、とんがった批評がお好きな方にお薦めです。

 

ちなみに香水をほとんど使わなくなっても最後まで使っていたのはこれでした。
elizabethW(エリザベスダブリュー) ベティベールコレクション
ちっちゃくてちょうどよかった!

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